5201 AGC

5201
2024/04/23
時価
1兆2389億円
PER 予
22.81倍
2009年以降
赤字-59.58倍
(2009-2023年)
PBR
0.84倍
2009年以降
0.45-1.82倍
(2009-2023年)
配当 予
3.69%
ROE 予
3.66%
ROA 予
1.81%
資料
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外部顧客への売上高 - 化学品

【期間】
  • 通期

連結

2018年12月31日
4820億9700万
2019年12月31日 -1.59%
4744億1700万
2020年12月31日 -5.2%
4497億3900万
2021年12月31日 +39.97%
6294億8700万
2022年12月31日 +26%
7931億5900万
2023年12月31日 -28.18%
5696億5200万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
前中期経営計画 AGC plus-2023 では、サステナビリティ経営を推進する体制づくりを中心に取り組みましたが、2024年度より開始した新中期経営計画 AGC plus-2026 においては、「サステナビリティ経営の深化」として、より一層サステナビリティ視点を日々の事業運営に落とし込むことを主要戦略のひとつとして掲げています。
当社グループは2021年2月に発表した長期経営戦略「2030年のありたい姿」において、財務目標とあわせて、当社グループとして創出したい5つの社会的価値を定め、サステナブルな社会の実現に貢献することを明記しました。AGC plus-2026 では、当社グループが創出する社会的価値について従業員を含む社内外のステークホルダーへのさらなる理解浸透を進めるため、「5つの社会的価値」の解像度を高め、当社の製品・技術で創出する「3つの社会的価値*」に組み替え、当社が社会に貢献する内容を明確化しました。当社グループは創業当初より、原料循環が可能で省エネや快適な暮らしに貢献するガラス事業や、社会インフラとして不可欠な様々な製品を生み出す化学品事業などの領域拡大を通じて、多くの社会的価値を創出してきました。今後も当社グループのマテリアリティ(重要機会)を捉え、事業活動を通じた社会的価値と経済的価値の追求により当社グループの企業価値を向上させ、さらなる社会的価値を創出する好循環を続けていきます。
*3つの社会的価値
2024/03/28 14:03
#2 主要な顧客に関する情報(IFRS)(連結)
(3)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上高が10%を超える単一の相手先がないため、記載を省略しております。
2024/03/28 14:03
#3 事業の内容
なお、以下の区分とセグメント情報における事業区分とは、同一です。
報告セグメント主要製品
電子液晶用ガラス基板、有機EL用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、ディスプレイ用周辺部材、半導体プロセス用部材、オプトエレクトロニクス用部材、プリント基板材料、理化学用製品等
化学品塩化ビニル、塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、ガス、溶剤、ヨウ素製品等
ライフサイエンス合成医農薬中間体・原体、バイオ医薬品等
上記製品の他、当社グループは、セラミックス製品、物流・金融サービス等も扱っています。
前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2024/03/28 14:03
#4 事業等のリスク
②市場環境の変化
当社グループの製品に対する需要は、建築・建材業界、自動車業界、電子・ディスプレイ業界、化学品及び医薬・農薬業界等の市場動向の影響を受けます。また、当社グループの製品販売地域は、日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパをはじめ、多岐にわたっており、各国・地域の経済状況は当社グループの製品の販売に影響を与えます。当社グループは、生産性の向上を図るとともに、固定費・変動費の削減を推進し、事業環境の変化に影響されにくい収益体質づくりを目指していますが、これらの関連業界の需要減少や販売地域での景気減退が、販売数量の減少や価格の下落を通じて当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。
セグメントごとの状況は、以下のとおりです。
2024/03/28 14:03
#5 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
前連結会計年度までは、「建築ガラス 欧米」「建築ガラス アジア」「オートモーティブ」「電子」「化学品」の5カンパニーを置いておりました。このうち、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーは、サプライチェーンの最上流に位置し最大の資産であるフロート板ガラス製造設備(ガラス溶解窯)等を共同で活用していることから、カンパニー共用の資産・負債が併存し、共用の状況は生産や販売の需給変動で左右されます。これらの状況を考慮し、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーを「ガラス」セグメントとし、財務諸表を作成しておりました。また、経営資源の配分の決定がそれぞれの業績に密接に影響を与え、業績評価についても不可分の関係にあったことから、全体最適生産、シナジー効果の維持等を目的に、各カンパニープレジデント等参加の下で「ガラスセグメント会議」等を設置していました。これらの状況を踏まえ、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーを「ガラス」セグメントとして報告しておりました。
しかしながら、建築用ガラス事業は中流・下流の高付加価値製品・ビジネスへシフトしていき、自動車用ガラス事業はモビリティ分野への展開が戦略の柱となるため、両事業におけるフロート戦略の相対的比重が低下しております。また、「ガラスセグメント会議」は前連結会計年度で終了しました。
2024/03/28 14:03
#6 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
2023年12月31日現在
電子11,850[220]
化学品6,454[721]
ライフサイエンス3,052[121]
注 従業員数は就業人員であり、臨時従業員については[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2024/03/28 14:03
#7 有形固定資産等明細表(連結)
注 2 「機械及び装置」の「当期増加額」の主なものは、次のとおりであります。
千葉工場 化学品製造設備更新 2,595百万円
2024/03/28 14:03
#8 株式の保有状況(連結)
ア.特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
8,95912,684
三菱瓦斯化学㈱3,223,8003,626,800主に化学品セグメントにおいて取引を行っており、中長期的な関係の維持・強化を図り、企業価値向上に繋げるため、保有しています。
7,2716,611
2,9353,767
明和産業㈱3,849,1003,849,100主に化学品セグメントにおいて取引を行っており、中長期的な関係の維持・強化を図り、企業価値向上に繋げるため、保有しています。
2,4982,559
2,0712,183
ソーダニッカ㈱1,124,0501,124,050主に化学品セグメントにおいて取引を行っており、中長期的な関係の維持・強化を図り、企業価値向上に繋げるため、保有しています。
1,204803
153582
大日本塗料㈱91,700366,200主に化学品セグメントにおいて取引を行っており、中長期的な関係の維持・強化を図り、企業価値向上に繋げるため、保有しています。
93275
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
-96
アキレス㈱-22,141主に化学品セグメントにおいて取引を行っており、中長期的な関係の維持・強化を図り、企業価値向上に繋げるため、保有していました。
-27
注 1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。
2 定量的な保有効果については秘密保持の観点から記載が困難ですが、保有の目的及び保有に伴うリスクや
2024/03/28 14:03
#9 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上高が10%を超える単一の相手先がないため、記載を省略しております。
(4)地域別セグメント
2024/03/28 14:03
#10 注記事項-収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1)収益の分解
当社グループは、「注記4 事業セグメント」に記載のとおり、「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の5つを報告セグメントとしております。また、売上高は製品群別及び地域別に分解しております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの見直しを行っており、前連結会計年度の「ガラス」を「建築ガラス」と「オートモーティブ」に、「化学品」を「化学品」と「ライフサイエンス」に分割しております。前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2024/03/28 14:03
#11 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
AGC株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在する企業であります。当社グループの連結財務諸表は2023年12月31日を期末日とし、当社及び子会社、並びに関連会社の持分等により構成されております。
当社グループは、主に建築ガラス、オートモーティブ、電子、化学品、ライフサイエンスなどの事業を行っております。詳細については、「注記4 事業セグメント」に記載しております。
2024/03/28 14:03
#12 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
報告セグメント等資金生成単位減損損失
有形固定資産無形資産合計
小計6,77816,780
化学品その他34-34
小計34-34
電子セグメントに含まれているディスプレイ事業においては、主に液晶ガラス基板の需要の回復遅れや、円安・原燃材料高騰によるコスト増の影響により営業損益が悪化しており、有形固定資産が属する資金生成単位に減損の兆候が認められております。減損テストを実施した結果、使用価値を基礎とした回収可能価額が、資金生成単位の帳簿価額を上回ったことから、減損損失は認識しておりません。使用価値の見積もりの基礎となる5年間のディスプレイ事業の事業計画においては、需要回復に伴う販売数量の増加や価格政策の見直し、設備の稼働調整に伴う原価率の改善、設備投資の最適化を主要な仮定としております。また、減損テストの判定に使用した割引率(税引前)は8%であります。なお、当連結会計年度末における有形固定資産は、315,691百万円です。また、当第2四半期において、ディスプレイ事業の収益改善策の一環として、関西工場高砂事業所における液晶用ガラス基板製品生産終了を決定し、それに伴い減損損失6,780百万円を認識しております。
上記に加えて、各セグメントに含まれている諸事業の資産の一部について、収益性の低下などの減損の兆候が認められ、今後の業績の見通し及び回収可能性を考慮した結果、1,929百万円の減損損失を認識しております。
2024/03/28 14:03
#13 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1980年 4月当社入社
2009年 1月当社執行役員化学品カンパニー企画・管理室長
2010年 1月当社執行役員化学品カンパニープレジデント
2013年 1月当社常務執行役員電子カンパニープレジデント
2024/03/28 14:03
#14 研究開発活動
当連結会計年度における、当事業部門に係る研究開発費は11,634百万円でした。
(5) 化学品
当事業の研究開発部門では、フッ素化学、高分子化学、無機化学、電気化学などの基盤技術を生かした新商品・新技術の開発を行っています。特に、環境に配慮した製品やプロセスの開発に注力しています。
2024/03/28 14:03
#15 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
<報告セグメント別の概況>
売上高営業利益
第99期第98期第99期第98期
電子3,1323,072184147
化学品5,7416,6046481,261
ライフサイエンス1,2681,418△124169
前連結会計年度のセグメントにつきましても、変更後の報告セグメント区分に基づき作成したものを開示しております。
報告セグメント別の経営成績は次のとおりです。
2024/03/28 14:03
#16 設備の新設、除却等の計画(連結)
当連結会計年度後1年間の設備投資(設備の新設・増強・合理化等)は2,500億円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりであります。
セグメントの名称2024年度計画金額(億円)設備等の主な内容・目的資金調達方法
電子400・電子部材関連製品の生産能力増強等・合理化、維持更新
化学品1,160・東南アジアにおけるクロールアルカリ関連製品の生産能力増強及び日本におけるフッ素関連製品の生産能力増強等・合理化、維持更新
ライフサイエンス370・医薬品開発製造受託設備の増強等・合理化、維持更新
(2) 設備の除却計画
経常的な設備の更新を除き、計画している重要な設備の除却計画はありません。
2024/03/28 14:03
#17 設備投資等の概要
電子においては、中国における液晶用ガラス基板製造設備の増強、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強等で51,438百万円の設備投資を実施しました。
化学品においては、東南アジアにおけるクロールアルカリ製品製造設備の増強、日本におけるフッ素関連製品製造設備の増強等で87,720百万円の設備投資を実施しました。
ライフサイエンスにおいては、欧州における合成医薬・バイオ医薬品製造設備の増強、日本における合成医農薬製造設備の増強等で39,870百万円の設備投資を実施しました。
2024/03/28 14:03