当社グループは設備投資を行うにあたり、変化スピードの激しい電子部品業界において慎重に投資分野の選定を行っており、顧客ニーズに対応した生産体制の整備、生産性・品質向上および事業戦略製品など成長分野への投資を行っております。
当連結会計年度の設備投資の総額は3,032百万円であり、その主な内容は日本国内や海外生産子会社において、セラミック部品事業における増産対応、設備更新に投資した2,413百万円などであります。
セグメントの設備投資について示すと次のとおりであります。
セラミック部品事業
当社、国内子会社の株式会社MARUWA QUARTZおよびマレーシアに所在する連結子会社Maruwa(Malaysia)Sdn.Bhd.における事業戦略製品対応の生産ライン新設、新工場設立ならびに従来製品対応の設備更新を中心に投資を行い、これらの事業には2,413百万円を投資しました。
照明機器事業
成長著しいLED市場での当社照明事業の強化拡充のため、LED照明器具ならびにLEDモジュールの量産ラインとして、490百万円を投資しました。
所要資金については、自己資金及び金融機関からの借入により充当いたしました。
なお、経常的に発生する機械装置を中心として設備更新のための固定資産除売却損を54百万円を計上しております。