有価証券報告書-第66期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 13:04
【資料】
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【項目】
108項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のものがあります。
なお、文中の将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 特定の事業及び取引先への依存について
当社グループは鋲螺類の製造及び販売を主たるグループ事業としており、国内、海外ともに自動車事業及びその関連業界を主要取引先として売上高の約9割を占めております。
このため、当社グループの業績は自動車業界全般の生産、販売動向の影響を直接受ける傾向にあります。
(2) 主要原材料の市況変動について
当社グループの主たる製品である鋲螺類は、鉄鋼線材を主な原材料としており鉄鋼線材の需給状況により市況変動が大きく左右されます。
このため、当社グループの業績は鉄鋼線材の市況変動を受けやすい傾向にあります。
(3) 海外事業に潜在するリスク
当社グループは、北米、中南米、アジア地域で事業展開をしております。これらの海外市場の事業展開においては以下に掲げるリスクが内在しております。
① 予期しない法的規制等の変更
② 不利な政治または経済要因
③ テロ、その他の要因による社会混乱
④ 自動車生産の海外シフトならびに国内の生産減少
これらの事項が生じた場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外事業に係る現地通貨建ての会計項目は、連結財務諸表作成のために円換算されているため、為替相場の変動が業績及び財務諸表に影響を及ぼします。