四半期報告書-第92期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/16 11:53
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社の主要な得意先の国内自動車生産台数は、消費税増税などの影響により、前年度に比べ減少となりました。また、海外における当社の主要取引先の自動車生産台数は、タイでは政治的混乱などにより前年度に比べ減少となったものの、北米や中国では前年度を上回る結果となりました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は649億2百万円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
損益の状況につきましては、営業利益は9億7千5百万円(同4.2%増)となりました。また、経常利益は24億6千8百万円(同46.3%増)、四半期純利益は15億2千1百万円(同264.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。
[日本]
消費税増税などの影響により国内の自動車販売台数が減少した結果、売上高486億3千2百万円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益13億8千3百万円(同31.1%減)となりました。
[北米]
北米の自動車販売台数が増加したことなどにより売上高は80億3千4百万円(前年同四半期比12.0%増)、営業利益3億8千万円(同97.8%増)となりました。
[中国]
天津隆星弾簧有限公司の連結子会社化及び中国の自動車販売台数が増加したことなどにより売上高51億7千5百万円(前年同四半期比26.9%増)、営業利益1億3千6百万円(同283.0%増)となりました。
[アジア]
タイにおける政治的混乱などにより自動車販売台数が減少したものの、インドネシア子会社の売上増加及び為替の影響などにより売上高81億4千1百万円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益2億3千2百万円(前年同四半期は1千3百万円の利益)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億2千3百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。