訂正四半期報告書-第92期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2016/04/15 11:29
【資料】
PDFをみる
【項目】
32項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社の主要な得意先の国内自動車生産台数は、消費税増税などの影響により、前年度に比べ減少となりました。また、海外における当社の主要取引先の自動車生産台数は、タイでは政治的混乱などにより前年度に比べ大幅な減少となったものの、北米や中国では前年を上回る結果となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は414億7千3百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。
損益の状況につきましては、営業利益は3億4千9百万円(同9.8%減)となりました。また、経常利益は10億6千3百万円(同123.1%増)、四半期純利益は8億6千4百万円(同122.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。
[日本]
消費税増税などの影響により国内の自動車販売台数が減少した結果、売上高309億7千6百万円(前年同四半期比4.7%減)、営業利益5億9千5百万円(同48.2%減)となりました。
[北米]
北米の自動車販売台数が増加したことなどにより売上高は52億3千6百万円(前年同四半期比9.2%増)、営業利益2億8千4百万円(同132.2%増)となりました。
[中国]
天津隆星弾簧有限公司の連結子会社化及び中国の自動車販売台数が増加したことなどにより売上高32億2千3百万円(前年同四半期比31.8%増)、営業利益8千2百万円(前年同四半期は4千9百万円の損失)となりました。
[アジア]
タイにおける政治的混乱などにより自動車販売台数が減少した結果、売上高52億9千3百万円(前年同四半期比1.5%減)となりましたが、台湾市場の好調やインドネシア子会社の業績改善などにより、営業利益1億4千6百万円(同388.3%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は105億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ、4億3千5百万円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は10億3千9百万円(前年同四半期比151.4%増)となりました。これは主に、減価償却費16億3千3百万円及び売上債権の減少額4億9千1百万円などの資金の増加と製品保証引当金の減少額7億3千9百万円などの資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は14億4千8百万円(前年同四半期比47.9%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14億7千5百万円などの資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億6百万円(前年同四半期は36億5千5百万円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払額2億5千万円などの資金の減少によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億3千8百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、中国セグメントにおける生産及び販売実績が著しく増加しました。
これは、天津隆星弾簧有限公司の連結子会社化及び中国の自動車販売台数が増加したことなどによるものであり、生産実績32億9百万円(前年同四半期比31.2%増)、販売実績32億2千3百万円(同31.8%増)となりました。