有価証券報告書-第83期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 15:36
【資料】
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【項目】
144項目

研究開発活動

当社グループは、国内外の開発拠点間で迅速な情報交換を行い、ユーザーの要求や環境の変化に即応した商品開発を行っております。
当連結会計年度の特許出願件数は11件、当連結会計年度末における特許保有件数は536件、出願中の特許件数は94件となっております。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費の金額は7,533百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次の通りであります。
(1)セグメントⅠ.(担当:牧野フライス製作所及び国内連結子会社)
当連結会計年度に開発、商品化した主な製品として、部品加工市場で求められるスペースあたりの生産性向上・省人化対応を実現する5軸制御立形マシニングセンタDA300自働化パッケージ、省スペースの機体でミーリング加工と旋削加工をワンチャッキングで行い工程集約を可能にする立形マシニングセンタL2旋削仕様、世界中で3,000台以上の販売実績をもつEDGEシリーズをリニューアルしたNC放電加工機 EDGE2i/3i、マシニングセンタ制御装置内にて取り込んだCADモデルを直接理解し、最適な加工プログラムを作成するマシニングプロセッサ、加工機の性能を最大限に生かし様々な加工において品質向上やコスト削減に寄与するエンジニアリングツールや機能の新たなブランドSMART TOOLの第一弾として半導体製造装置などのシール面仕上げに有効な3種の商品、シンクロスピナ、ベルトトラックフィニッシャ、スーパーヘール加工があります。
当連結会計年度における研究開発費の金額は6,130百万円であります。
(2)セグメントⅡ.(担当:MAKINO ASIA PTE LTD)
当連結会計年度に開発、商品化した主な製品として、B軸テーブルを搭載し省スペースで量産ライン対応しアルミダイカスト部品の穴あけ・タップ加工に高い生産性を持った横形マシニングセンタJA6、半導体・試作・航空機・医療・自動車など様々な部品の加工に対応する高い生産性を持った立形マシニングセンタv61があります。
当連結会計年度における研究開発費の金額は1,403百万円であります。
(3)セグメントⅢ.(担当:MAKINO INC.)
該当事項はありません。
(4)セグメントⅣ.(担当:MAKINO Europe GmbH)
該当事項はありません。