有価証券報告書-第95期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 11:12
【資料】
PDFをみる
【項目】
114項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 原材料の調達
当社グループは、主な原材料として天然・人工ダイヤモンドや各種金属を使用しております。今後、これらの調達において、供給元の操業停止又は供給能力の制約、原材料価格の高騰、原料需給の逼迫などにより、必要な原材料の調達ができなくなった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2) 景気動向
当社グループは、電子・半導体、輸送機器、機械、石材・建設などの広範囲の業界に対し、ダイヤモンド工具を供給しておりますが、景気変動が各業界の取引先へ影響を与える場合、工具の需要にも影響を受ける事となります。今後、十分な受注が確保できなくなった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3) 他社との競合
当社グループは、競合他社との技術・納期・価格競争などが日々行われるなか、高品質化・短納期化・技術サービスの充実化などに努めております。今後、競合他社との競争に対して、迅速かつ適切に対応できず、十分な収益性が確保できなくなった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 品質問題
当社グループは、品質管理基準に従って製造活動を行っておりますが、すべての製品について欠陥がなく、クレーム費用が発生しないという保証はありません。今後、大規模なクレームの発生により、多額のコストが発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5) 海外事業
当社グループは、アジア・オセアニア、欧州、北米などに活動拠点を有し、事業のグローバル化を展開しております。今後、政治情勢の変化、法的規制の変更、労働争議の発生、疫病の発生、為替の変動及びテロ・戦争の勃発など予期しない様々な問題が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6) 自然災害
当社グループは、国内外に有する製造拠点において、日々災害防止に努めております。今後、大地震、暴風雨、洪水などが発生し、当社グループの生産設備及び情報システムへの直接的な被害や、社会インフラの損壊による電力供給不足等、もしくは取引先からの材料の供給不足等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。