有価証券報告書-第56期(平成25年3月1日-平成26年2月28日)

【提出】
2014/05/23 13:02
【資料】
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【項目】
122項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析、検討内容は原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。
(1)重要な会計方針及び会計数値の見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。
この連結財務諸表の作成に当って採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益または資産及び負債の状況に影響を与える見積り、判断は、過去の実績や入手可能な情報に基づいておりますが、見積りは不確実性をともなうため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
(2)当連結会計年度末の経営成績の分析
当連結会計年度末における経営成績の概況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
(3)当連結会計年度末の財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して、総資産は17億9千6百万円増加して214億8千1百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金4億6千4百万円、受取手形及び売掛金1億7千2百万円、商品及び製品2億8百万円の増加等により、前連結会計年度末と比較して10億4百万円増加し、113億6千1百万円となりました。
有形固定資産は、当社本社工場製造設備等1億7千8百万円、熊本工場建物改修工事及び工場製造設備等1億2千5百万円、アジア子会社の建物工事関連及び工場製造設備等3億1千7百万円ならびにオセアニア子会社の工場製造設備等1億1千4百万円を実施いたしました。
その結果、前連結会計年度末と比較して3億2千7百万円増加し、73億1千3百万円となりました。
投資その他の資産は、投資有価証券5億5千2百万円の増加等により、前連結会計年度末と比較して4億5千8百万円増加し、25億9千万円となりました。
② 負債の部
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して4千2百万円減少し、59億3千9百万円となりました。
これは主に、支払手形及び買掛金2億6千4百万円、長期借入金2億円がそれぞれ増加したものの、短期借入金1億9千5百万円、1年内返済予定の長期借入金3億8千7百万円がそれぞれ減少したことなどによるものであります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して18億3千8百万円増加し、155億4千2百万円となりました。
これは主に、利益剰余金7億9百万円、その他有価証券評価差額金1億2千4百万円、為替換算調整勘定7億1千7百万円、少数株主持分2億6千5百万円がそれぞれ増加したことなどによるものであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フロー
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して6億8百万円増加し、36億6千7百万円となりました。
なお、各キャッシュ・フローの状況と増減につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
② 資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払い、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金の原資といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入等により必要とする資金を調達しております。