四半期報告書-第45期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 15:03
【資料】
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【項目】
41項目

事業等のリスク

当第2四半期連結累計期間及び本四半期報告書提出日(2020年8月7日)現在において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」につきまして、以下の追加すべき事項が生じております。
なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
〇新型コロナウイルスの感染拡大に伴うリスク
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、当社グループの生産及び販売活動に影響が生じております。当社グループでは、1月下旬に対策本部を立ち上げ、お客様、取引先様、従業員並びにご家族の安全を最優先とし、従業員一人ひとりが行うことができる感染予防対策の徹底に努めております。また、収束後の経済活動拡大に向けた準備を行っております。
(当社の対応策)
・需要減少に合わせた生産調整(タイ工場の稼働日調整)による在庫水準の適正化
・調達先の見直し及び内製化の強化等、サプライチェーンの抜本的な見直し
・当社における国内全社員を対象とした一時帰休の実施
・全社レベルでの経費削減の徹底
・一部グループ会社における給与減額
・出張(国内・海外)の原則禁止
・在宅勤務、時差通勤、Web会議等の利用促進
・学校の臨時休校に伴う特別休暇の付与
・Web展示会等を活用した営業活動の強化
・安全衛生面の徹底(マスク着用、検温、アルコール消毒、食堂利用時間の制限、外部との接触の自粛等)
・フェイスシールドの生産及び従業員への配布並びに医療関係・各種公共機関、スポーツ関連施設・団体などへの供給
(当社各拠点の稼働状況 2020年8月7日時点)
拠点対応状況
日本公共交通機関利用を一部制限、在宅勤務推進を継続。
8月~10月にて数日間の一時帰休実施。
欧米出社と在宅勤務のローテーションを実施
中国ほぼ通常稼働
アジア通常稼働
タイ工場は需要減少に合わせた生産調整のため稼働日を調整

なお、今後、事態の長期化や更なる感染拡大が生じた場合には、景気減速に伴う顧客の設備投資マインドの悪化による需要減、部材調達困難によるサプライチェーンの寸断、国内及び海外工場の生産停止等により、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。