6370 栗田工業

6370
2024/04/24
時価
7091億円
PER 予
24.49倍
2010年以降
12.33-37.4倍
(2010-2023年)
PBR
2.17倍
2010年以降
0.93-2.54倍
(2010-2023年)
配当 予
1.38%
ROE 予
8.88%
ROA 予
5.29%
資料
Link
CSV,JSON

減価償却費 - 水処理装置事業

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
136億8400万
2014年3月31日 -2.17%
133億8700万
2015年3月31日 +0.52%
134億5700万
2016年3月31日 -10.32%
120億6800万
2017年3月31日 -0.98%
119億5000万
2018年3月31日 +1.11%
120億8300万
2019年3月31日 -0.68%
120億100万

有報情報

#1 主要な販売費及び一般管理費
2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、以下のとおりであります。
前事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当事業年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
賞与引当金繰入額756百万円646百万円
減価償却費1,926百万円2,295百万円
研究開発費6,146百万円6,937百万円
2023/06/29 15:41
#2 事業の内容
当社グループ(当社および当社の関係会社)は栗田工業株式会社(当社)、子会社69社および関連会社5社により構成されております。
事業としては、水処理に関する技術、商品、メンテナンス・サービスを幅広く提供しており、水処理に関する薬品類の製造販売およびメンテナンス・サービスの提供を行う水処理薬品事業と、水処理に関する装置・施設類の製造販売およびメンテナンス・サービスの提供を行う水処理装置事業の2つに区分できます。
当社グループの事業内容および当社と関係会社の当該事業における位置づけは、以下のとおりであります。
2023/06/29 15:41
#3 事業等のリスク
(7) 不採算工事発生によるリスク
水処理装置事業における水処理設備において、顧客との契約時に設定する原水条件等の当社グループ側での不備や、設計・施工における過失等に起因する製品・サービスの欠陥や事故による追加原価の発生、またはそれにより顧客へ損害が生じた場合の損害補償の発生の可能性があります。当社グループでは、設計・施工要領書に基づく設計・施工の徹底をしており、工事予算交付前にエンジニアリングレビューという会議体を設置し、その場にて工事単位ごとに品質・コスト・納期・安全・環境等に関する設計の妥当性を確認しております。また受注後から引渡しまで毎月ビジネスプロセスレビューという会議体において、工事進捗度の確認、工事単位ごとの収支管理を行い、工事原価総額の見積りにおいても最新の情報に基づいた見積りを行っております。海外のグループ会社でも同様の取組みを実施しており、大型工事については当社より設計や工程管理に関する支援を行っております。このように、問題情報データの共有等により不適合の未然防止を図っております。
(8) 固定資産の減損損失
2023/06/29 15:41
#4 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
2023年3月31日現在
水処理薬品事業3,474(137)
水処理装置事業4,071(641)
全社(共通)239(43)
(注)1.従業員数は就業人員であり、( )内は臨時雇用者数で外数であります。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない提出会社の管理部門に所属しているものであります。
2023/06/29 15:41
#5 注記事項-その他の費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注)1.前連結会計年度の減損損失は、主に当社の国内水処理装置事業の製造拠点再編に伴う山口事業所閉鎖や中国における水処理薬品の生産体制見直しによる栗田水処理新材料(江陰)有限公司(水処理薬品事業)の工場稼働停止決定に伴い発生したものであります。
2.当連結会計年度の減損損失のうち、7,646百万円はクリタ・アメリカ,Inc.(水処理薬品事業)に係る「のれん」を減損したことによるものであります。詳細は、「13.のれん及び無形資産」に記載しております。
2023/06/29 15:41
#6 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各資金生成単位に配分した「のれん」の帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
クリタ・アメリカ,Inc.22,32516,830
水処理装置事業16,59518,054
クリタ・アメリカ,Inc.5,7846,259
主要な「のれん」に対する減損テストは以下のとおり行っております。
①クリタ・ヨーロッパGmbH(水処理薬品事業)
2023/06/29 15:41
#7 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社グループは、「水処理薬品事業」および「水処理装置事業」の2つを報告セグメントとしております。
「水処理薬品事業」は、水処理に関する薬品類および付帯機器の製造販売並びにメンテナンス・サービスの提供を行っております。「水処理装置事業」は、水処理に関する装置・施設類の製造販売、超純水供給・化学洗浄・精密洗浄および土壌・地下水浄化並びに水処理施設の運転・維持管理等のメンテナンス・サービスの提供を行っております。
2023/06/29 15:41
#8 注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)(連結)
②リースによる損益
(単位:百万円)
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
使用権資産の減価償却費
建物及び構築物2,8042,916
③リース負債の満期分析
リース負債の満期分析については、「34.金融商品 (3) 流動性リスク」に記載しております。
2023/06/29 15:41
#9 注記事項-作成の基礎、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めておりました「減損損失」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より「減価償却費及び償却費」に含め、「減価償却費、償却費及び減損損失」として掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△828百万円のうち「減損損失」1,028百万円を「減価償却費、償却費及び減損損失」に含め、「その他」△1,857百万円として組み替えております。
2023/06/29 15:41
#10 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
栗田工業株式会社は、日本に所在する株式会社であり、東京証券取引所に株式を上場しております。登記している本店および主要な事業所の住所は、ホームページ(https://www.kurita.co.jp/)で開示しております。
当社グループの主要な事業内容は、水処理薬品事業、水処理装置事業であります。その詳細については、「6.事業セグメント」に記載しております。
2023/06/29 15:41
#11 注記事項-売上高、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント連結財務諸表計上額
水処理薬品事業水処理装置事業
日本42,826116,538159,365
(注)1.セグメント間取引控除後の金額を表示しております。
2.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。なお、EMEAは欧州、中東、アフリカ地域を指しております。
2023/06/29 15:41
#12 注記事項-後発事象、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(2) 株式取得の目的
重点市場である電子産業へのグローバルな事業展開に向け、欧州での電子産業向け水処理装置事業における現地の製造拠点とサプライチェーンを獲得します。European Chips Act(欧州半導体法)等を背景とした電子産業向け水処理装置の需要増加に対して、迅速に対応可能な事業基盤を整備し、欧州での電子産業市場への事業展開を推進していきます。また、Arcade社 Germany、Arcade社 France、Arcade社 Switzerland、およびArcade社 Asiaの有する課題解決力に、クリタ・ヨーロッパGmbHならびに当社の子会社であるクリタ・シンガポールPte.Ltd.を中心とした当社グループの有する製品・技術・ビジネスモデルを掛け合わせ、節水・CO2排出量削減・廃棄物の削減に大きく貢献するソリューションの拡充を図ります。
(3) 株式取得の時期
2023/06/29 15:41
#13 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注)有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の売上原価並びに販売費及び一般管理費に含まれております。
②取得原価
2023/06/29 15:41
#14 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
前連結会計年度では、主に、当社の国内水処理装置事業の製造拠点再編に伴う山口事業所閉鎖や中国における水処理薬品の生産体制見直しによる栗田水処理新材料(江陰)有限公司(水処理薬品事業)の工場稼働停止決定に伴い、1,028百万円(有形固定資産 1,027百万円、無形資産 1百万円)の減損損失を「その他の費用」に計上しております。
なお、当該減損損失のセグメント別内訳については、「6.事業セグメント」に記載しております。
2023/06/29 15:41
#15 注記事項-販売費及び一般管理費、連結財務諸表(IFRS)(連結)
販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
従業員給付費用38,36543,177
減価償却費及び償却費8,0648,184
その他19,51623,401
2023/06/29 15:41
#16 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは各年度において、各資産についての減損の兆候の有無の判定を行い、何らかの兆候が存在する場合又は毎年減損テストが要求されている場合、その資産の回収可能価額を見積っております。個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積っております。回収可能価額は、資産又は資金生成単位の処分コスト控除後の公正価値とその使用価値のうち高い方の金額で算定しております。資産又は資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超える場合は、その資産について減損を認識し、回収可能価額まで切り下げております。また、使用価値の評価における見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間価値に関する現在の市場評価および当該資産に固有のリスク等を反映した税引前割引率を使用して、現在価値まで割り引いております。処分コスト控除後の公正価値の算定にあたっては、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデルを使用しております。
「のれん」以外の資産に関しては、過年度に認識された減損損失について、その回収可能価額の算定に使用した想定事項に変更が生じた場合等、損失の減少又は消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかについて評価を行っております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産又は資金生成単位の回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、資産又は資金生成単位の帳簿価額を超える場合、算定した回収可能価額と過年度で減損損失が認識されていなかった場合の減価償却費及び償却費控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を上限として、減損損失を戻し入れております。
(11)従業員給付
2023/06/29 15:41
#17 研究開発活動
なお、当事業に係る研究開発費は1,828百万円です。
(2) 水処理装置事業
排水の回収・再利用、廃棄物の削減・リサイクルや、再生可能エネルギー創出などの循環型社会実現に向けた技術開発に取り組んでいます。また、排水処理システムや半導体など電子産業の生産性向上に寄与する超純水製造システムの省エネルギー化や運転管理の省力化・最適化技術の開発などを推進しています。当該連結会計年度における主な成果は次のとおりです。
2023/06/29 15:41
#18 税効果会計関係、財務諸表(連結)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(単位:百万円)
繰延税金資産
減価償却費2,9253,553
退職給付引当金3,6733,527
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
2023/06/29 15:41
#19 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は48,631百万円(前年同期比19,894百万円増加)となりました。これは主に税引前利益30,151百万円、減価償却費、償却費及び減損損失37,276百万円などで資金が増加したものの、法人所得税の支払額17,094百万円、営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)10,172百万円などで資金が減少したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
2023/06/29 15:41
#20 設備投資等の概要
水処理薬品事業においては、中国における新工場の建設および既存設備の増設・更新等に6,374百万円(前年同期比4,468百万円減)の設備投資を実施しました。
水処理装置事業においては、超純水供給事業用設備や精密洗浄事業用設備の新設・増設に40,254百万円(前年同期比15,297百万円減)の設備投資を実施しました。
2023/06/29 15:41
#21 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
税引前利益30,07930,151
減価償却費、償却費及び減損損失224,44037,276
持分法による投資損益(△は益)80△179
2023/06/29 15:41