6376 日機装

6376
2024/04/18
時価
878億円
PER 予
13.56倍
2010年以降
3.41-405.48倍
(2010-2023年)
PBR
0.68倍
2010年以降
0.39-1.92倍
(2010-2023年)
配当 予
2.36%
ROE 予
4.98%
ROA 予
2.09%
資料
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原材料

【期間】
  • 通期

個別

2008年3月31日
52億2500万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
<時間軸・重要度>中期から長期/大
<対応策>気候変動リスクに高い関心を持つ医療施設、医療関係者、患者さんの期待に応えるため、製品製造過程における原材料や部品の再利用による環境対策にかかる取り組みを強化し、さらに部品点数減少、軽量化、エネルギー使用量低減、3R(Reduce、Reuse、Recycle)等の循環型の製品開発を行ないます。また、2024年、血液透析装置など血液透析関連製品を製造する国内基幹工場 金沢製作所において、消費する電力全量を実質的な再生可能エネルギーに切り替える計画を進めます。(注14)
(注14)当社金沢製作所の消費電力全量の実質再エネ切替計画;本有価証券報告書提出日現在、当社金沢製作所では電力の一部をオンサイトPPA(2023年4月から稼働)の方法で調達するほか、エネルギー高効率の生産設備への更新などにより、CO2排出削減、消費電力節減に努めていますが、これらの施策によっても削減しきれないCO2が残ります。これら残存するCO2について、2024年から非化石証書を利用することで、本製作所にて消費する電力全量を、CO2を排出しない実質的な再生可能エネルギー由来電力に切り替える計画です。本計画の達成により、年間約7,400t-CO2の削減を目指します。
2024/03/29 10:40
#2 事業等のリスク
(7)サプライチェーンに関するリスク
<想定されるリスク>当社グループの生産活動には、種々の原材料を使用しており、原材料ソースの多様化に
より安定的な調達に努めていますが、これらについて供給の逼迫や遅延、供給国の通商政策の変更、また、それ
2024/03/29 10:40
#3 注記事項-棚卸資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
棚卸資産の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
仕掛品10,47110,381
原材料及び貯蔵品21,84827,203
49,10056,470
(注)1.売上原価に計上した棚卸資産の金額は前連結会計年度128,201百万円、当連結会計年度140,071百万円です。
2.売上原価に計上した棚卸資産の評価減の金額は前連結会計年度4,895百万円、当連結会計年度753百万円です。
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#4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
事業セグメント別の事業環境と業績概況は次のとおりです。
事業主要製品2023年12月期の事業・受注環境2023年12月期の業績概況
インダストリアル事業産業用ポンプ・システム・半導体関連の需要は減少するも、中東・アジアを中心とした化学プラント関連の需要が堅調に推移。・生産数量の増加、原材料・部品価格上昇に対する製品値上げなどが奏功し増収、収益性は回復基調。
液化ガス・産業ガス関連機器・装置・LNG市場は、エネルギー確保や低・脱炭素化に向けた需要が活況で、北米、欧州、アジア地域の液化・受入基地等の案件で活発な動きがあり、受注高は前年同期を上回る。・水素、アンモニア等の次世代エネルギー関連市場は、実証実験投資含めた活発な動きが継続。・前年は米国、韓国の水素ステーション向けの大型受注があり、受注高は前年同期を下回る。主要プレイヤーであるClean Energy & Industrial Gas グループでは、・韓国・中国におけるLNG燃料船向け燃料供給装置の生産を当第1四半期から開始、また水素ステーション事業の売上実現に伴い、売上収益は大きく増加。・収益面では、人件費上昇、体制整備等の固定費増加に加え、原材料・部品価格の高騰や急激な受注に対応するための生産コストが増加するも、増収効果で収益性は改善。
精密機器・半導体需要低迷の影響で電子部品市場は設備投資が減速、調整局面が続き、受注高は前年同期を下回る。・前期の受注残遂行と価格適正化の取組みが奏功し、前年から増収・増益。
航空宇宙事業民間航空機向け炭素繊維強化プラスチック(CFRP)成形品・航空機需要の回復に伴い、航空機メーカーは機体の増産を進めている。増産にはコロナ禍で寸断した航空機産業全体のサプライチェーンの再構築が急務となっている。・航空機産業のサプライチェーン再構築は想定より遅れてはいるものの、主力製品のカスケードをはじめ、ベトナム ハノイ工場で生産の中・大型機部品等の出荷も回復基調。・原材料価格の高騰影響があるも、数量増と段階的な製品値上げによる採算性改善で、営業利益は黒字化。
メディカル事業血液透析関連製品・血液透析装置及び消耗品の国内需要は堅調・海外では中国市場の引き合いが好調を継続。現地生産機種のラインアップを刷新し、自動化やモニタリング機能を強化。・血液透析装置の国内販売は、原材料・部品調達が想定より早く改善、前年からの受注残も含めて生産・出荷が進み増収。海外販売は、中国、タイなどのアジア市場が牽引する形で増収。・原材料・部品価格高騰影響は前年から一部継続するも、血液透析装置及び消耗品の販売増と販売価格の適正化による増収などにより大幅な増益。
CRRT(急性血液浄化療法)関連製品・主力の中国市場での需要は堅調に推移しているものの、一時的に受注は減少。・主力の中国市場の減収と装置の海外規制対応等の経費増加により減益。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは+14,245百万円となりました。これは主に税引前利益の計上、減価償却費及び償却費の計上並びに契約負債の増加による増加要因があった一方、営業債権及びその他の債権の増加、棚卸資産の増加による減少要因があったことによるものです。
2024/03/29 10:40