有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 11:05
【資料】
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【項目】
131項目

研究開発活動

当連結会計年度の研究開発活動としては、標準型エレベータの積載量を拡大した「大容量標準型エクシオール」を、2015年2月から販売開始いたしました。これは、当社グループで共通コンポーネントとした、最新の薄型巻上機と駆動ユニットにより省スペース化を実現した高品質な商品としています。
モダニゼーション事業では、2014年4月から施行された改正建築基準法に準拠した、最新の耐震基準に対応した「安全向上パッケージ(14年新法版)」を、2014年4月から、機械室有りエレベータ向けに販売を開始し、順次対応機種を拡大しました。従来の「安全向上パッケージ」の特徴である短工期、低コストに、法改正に対応した主要機器の耐震対策を追加し、更に安全・安心を向上させた商品としています。このパッケージは、既設のエレベータに対して、安全性確保を促進するための商品として、拡販に努めます。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、20億23百万円であります。このうち、日本において19億円、東アジアを中心とした海外において1億23百万円であります。