有価証券報告書-第83期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 12:48
【資料】
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【項目】
126項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
取得による企業結合
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 BRONTO SKYLIFT OY AB及びその100%子会社5社
事業の内容 屈折はしご付消防車及び高所作業車の製造、販売
② 企業結合を行った主な理由
当社グループは、1907年の創業以来、顧客ニーズを的確に捉え、競争優位性の高い消防車輌を開発することで発展してまいりました。その成果は、国内マーケットシェアの拡大という形で着実に表れております。然しながら、国内市場は成熟期を迎えており、海外市場での事業拡大が当社グループの持続的成長に向けた最重要施策の一つとして位置付けております。
一方、BRONTO SKYLIFT OY ABは、屈折はしご付消防車の世界トップブランドとして、欧州はもとより、北米、アジア、アフリカ、オセアニア等の世界100か国以上で販売ネットワークを構築し、事業を展開しております。
BRONTO SKYLIFT OY ABを当社グループに迎え入れることで、消防車輌事業のグローバル展開を加速することが可能になるとともに、当社グループが持たない屈折はしご付消防車の技術を獲得する等の補完効果が期待でき、当社グループの持続的成長、企業価値の更なる向上に資すると判断し、本株式取得を決定したものであります。
③ 企業結合日
平成28年1月29日
④ 企業結合の法的形式
株式取得
⑤ 結合後企業の名称
企業の名称に変更はありません。
⑥ 取得した議決権比率
企業結合日前に所有していた議決権比率 -%
企業結合日に取得した議決権比率 100%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得するためであります。
(2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
平成27年12月31日をみなし取得日としており、かつ当該子会社については、平成27年12月31日現在の財務諸
表を基礎として連結決算を行っているため、当連結会計年度には被取得企業の業績を含んでおりません。
(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金10,507百万円
取得原価10,507百万円

(注)当連結会計年度末日において取得原価の一部が未確定であるため、暫定的に算定された金額であります。
(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 309百万円
(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① のれんの金額 4,428百万円
(注)当連結会計年度末日において取得原価の一部が未確定であるため、暫定的に算定された金額であります。
② 発生原因
BRONTO SKYLIFT OY ABの事業展開によって期待される将来の超過収益力により発生したものであります。
③ 償却の方法及び償却期間
10年間の均等償却
(6) 企業結合日に受け入れた資産及び負債の額並びにその主な内訳
流動資産7,676百万円
固定資産2,532 〃
資産合計10,209 〃
流動負債△3,709 〃
固定負債△419 〃
負債合計△4,129 〃

(7) のれん以外の無形固定資産に配分された金額及び種類別の内訳並びに償却期間
商標権 821百万円(償却期間10年)
(8) 企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
売上高 12,118百万円
(概算額の算定方法)
企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算出された売上高と、当社の連結損益計算書における売上高との差額を影響の概算額としております。また、損益に与える影響は軽微なため記載を省略しております。なお、当該注記は監査証明を受けておりません。