臨時報告書

【提出】
2015/12/14 10:08
【資料】
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提出理由

当社は、平成27年12月11日開催の取締役会において、フィンランドのBRONTO SKYLIFT OY AB(以下、「BRONTO」という。)の全株式を取得し、子会社化することを決議しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

(1)取得対象子会社に関する事項
① 商号BRONTO SKYLIFT OY AB
② 本店の所在地Teerivuorenkatu 28, FI-33300 Tampere, Finland
③ 代表者の氏名Harry Clayhills, Managing Director
④ 資本金の額1,555千ユーロ(2014年12月31日現在)
⑤ 連結純資産の額50,649千ユーロ(2014年12月31日現在)
⑥ 連結総資産の額88,843千ユーロ(2014年12月31日現在)
⑦ 事業内容屈折はしご付消防車及び高所作業車の製造、販売
⑧ 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益(単位:千ユーロ)
決算期2012年12月期2013年12月期2014年12月期
連結売上高104,702104,202106,633
連結営業利益6,8996,7903,298
親会社株主に帰属する当期純利益5,6285,8302,236
⑨ 提出会社との間の関係資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。

(注)BRONTOは、米国において一般に公正妥当と認められた会計基準に基づいて連結財務諸表を作成しているため、連結財務数値を記載しております。また、経常利益は算出していないため記載を省略しております。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社グループは、1907年の創業以来、顧客ニーズを的確に捉え、競争優位性の高い消防車両を開発することで発展してまいりました。その成果は、国内マーケットシェアの拡大という形で着実に表れております。然しながら、国内市場は成熟期を迎えており、海外市場での事業拡大が当社グループの持続的成長に向けた最重要施策の一つとして位置付けております。
一方、BRONTOは、屈折はしご付消防車(以下、「CPL」という。)の世界トップブランドとして、欧州はもとより、北米、アジア、アフリカ、オセアニア等の世界100か国以上で販売ネットワークを構築し、事業を展開しております。
BRONTOを当社グループに迎え入れることで、消防車両事業のグローバル展開を加速することが可能になるとともに、当社グループが持たないCPLの技術を獲得する等の補完効果が期待でき、当社グループの持続的成長、企業価値の更なる向上に資すると判断し、本株式取得を決定したものであります。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
対象会社の普通株式10,184百万円
アドバイザリー費用等300百万円
合計(概算額)10,484百万円

(注)1ユーロを134円で計算しております。