連結子会社は販売会社であり、企業集団における研究開発は専ら当社で行っています。
当連結会計年度は主力商品の競争力アップを図るべく15,254千円を投じ、自動車用ランプ成形用大型対向2色電動成形機および大型竪型ロータリー電動射出成形機の省電力化を実現しました。またビルドアップ配線基板用フィルム貼り合せをはじめ多岐用途に使用されている真空ラミネータにおいても省電力化・機能アップした新モデルを上市しました。炭素繊維についてはテスト用専用成形機を開発し、顧客の先端技術による製品開発に貢献しています。
当連結会計年度の主な研究開発は次のとおりであります。
(1) 射出成形機
・ 大型対向2色電動成形機の省電力化
・ 大型竪型ロータリー電動射出成形機の省電力化
・ 炭素繊維専用成形機による研究開発
(2) プレス・ラミネータ機
・ 炭素繊維テストプレスの開発
・ 新型真空ラミネータの上市
・ 小型ラミネータの開発
なお、当社グループはプラスチック産業機械等の製造販売を事業内容としており、産業機械事業単一であることから、セグメント情報については記載しておりません。