臨時報告書
- 【提出】
- 2016/08/26 17:01
- 【資料】
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提出理由
当社は、本日開催の取締役会において、子会社取得を行うことを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
子会社取得の決定
(1)取得対象子会社の概要
①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金又は出資の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
上記業績は、2014年3月期は1香港ドル=13.27円(2014年3月31日現在)、2015年3月期は1香港ドル=15.51円(2015年3月31日現在)、2016年3月期は1香港ドル=14.53円(2016年3月31日現在)で換算。
③提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
(2)子会社取得の目的
当社は、1987年、家電事業の香港・マカオ市場(以下、「本市場」といいます。)への参入を目的に、当社の現地香港の代理店であったRoxy Electric Company, Limited (以下、「Roxy社」といいます。)と合弁契約を締結し、合弁会社としてSharp-Roxy(Hong Kong)Limited(以下、「SRH社」といいます。)を設立、以来これまで家電やデバイスの事業を展開してまいりました。
しかし、最近の本市場は、液晶テレビを中心に価格競争が激化したことや新規の競合企業の台頭などにより市場環境が変化しており、今後、本市場における収益を拡大するには、家電事業の収益確保やデバイス事業の拡大への取り組みが不可欠であると考え、合弁事業の在り方を含め様々な検討を重ねてまいりました。最終的に当社及びRoxy社とも現状の合弁事業を維持しながら現況の市場環境に対応していくことが難しいとの結論に達したことから、当社は、本市場への進出という提携の当初目的が達成されたことも踏まえ、Roxy社との合弁契約を解消し、同社が保有するSRH社の株式を当社が取得して子会社化することといたしました。
今後、当社は、香港の電子機器販売大手のS.A.S. Dragon Holdings Ltdグループ(S.A.S. Dragon Holdings Ltd社が香港証券取引所に上場)と販売代理店契約を結び、市場環境への対応を図り、本市場における収益拡大を図ってまいります。
当社は、新体制の発足に伴い、シャープを輝けるグローバルブランドにすることを目指しており、その一環として、本市場において自ら主導的にシャープブランドの価値をさらに高める取り組みを進めてまいります。
(3)子会社取得の対価の額
SRH社の普通株式 55,061千香港ドル
(714百万円。1香港ドル=12.96円(2016年8月25日現在)で換算)
以 上
①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金又は出資の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号 | Sharp-Roxy (Hong Kong) Limited |
本店の所在地 | Level 26, Tower 1, Kowloon Commerce Centre,No 51 Kwai Cheong Road, Kwai Chung, New Territories, Hong Kong. |
代表者の氏名 | 一居 徹郎 |
資本金の額 | 60,000千香港ドル (778百万円。1香港ドル=12.96円(2016年8月25日現在)で換算) |
純資産の額 | 255,523千香港ドル(2016年3月31日時点) (3,713百万円。1香港ドル=14.53円(2016年3月31日現在)で換算) |
総資産の額 | 644,477千香港ドル(2016年3月31日時点) (9,364百万円。1香港ドル=14.53円(2016年3月31日現在)で換算) |
事業の内容 | 家電、情報製品及び電子部品・液晶・LSIの販売 |
②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
決算期 | 2014年3月期 | 2015年3月期 | 2016年3月期 |
連結売上高 | 3,248,169千香港ドル (43,103百万円) | 2,774,171千香港ドル (43,027百万円) | 2,413,880千香港ドル (35,074百万円) |
連結営業利益 | 60,008千香港ドル (796百万円) | 10,606千香港ドル (164百万円) | 10,995千香港ドル (160百万円) |
連結経常利益 | ― | ― | ― |
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 51,609千香港ドル (685百万円) | 9,002千香港ドル (134百万円) | 14,240千香港ドル (207百万円) |
上記業績は、2014年3月期は1香港ドル=13.27円(2014年3月31日現在)、2015年3月期は1香港ドル=15.51円(2015年3月31日現在)、2016年3月期は1香港ドル=14.53円(2016年3月31日現在)で換算。
③提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 | 当社は、当該会社の株式の50%を保有しております(持分法適用会社)。 また、SRH社の完全子会社Sharp Device(Shenzhen)Co.,Ltd.(以下、「SDSZ社」といいます。)が存在します。 |
人的関係 | 当社は、当該会社及びSDSZ社に取締役として各2名を派遣しております。 |
取引関係 | 当該会社は、当社から当社製品を購入しております。 |
(2)子会社取得の目的
当社は、1987年、家電事業の香港・マカオ市場(以下、「本市場」といいます。)への参入を目的に、当社の現地香港の代理店であったRoxy Electric Company, Limited (以下、「Roxy社」といいます。)と合弁契約を締結し、合弁会社としてSharp-Roxy(Hong Kong)Limited(以下、「SRH社」といいます。)を設立、以来これまで家電やデバイスの事業を展開してまいりました。
しかし、最近の本市場は、液晶テレビを中心に価格競争が激化したことや新規の競合企業の台頭などにより市場環境が変化しており、今後、本市場における収益を拡大するには、家電事業の収益確保やデバイス事業の拡大への取り組みが不可欠であると考え、合弁事業の在り方を含め様々な検討を重ねてまいりました。最終的に当社及びRoxy社とも現状の合弁事業を維持しながら現況の市場環境に対応していくことが難しいとの結論に達したことから、当社は、本市場への進出という提携の当初目的が達成されたことも踏まえ、Roxy社との合弁契約を解消し、同社が保有するSRH社の株式を当社が取得して子会社化することといたしました。
今後、当社は、香港の電子機器販売大手のS.A.S. Dragon Holdings Ltdグループ(S.A.S. Dragon Holdings Ltd社が香港証券取引所に上場)と販売代理店契約を結び、市場環境への対応を図り、本市場における収益拡大を図ってまいります。
当社は、新体制の発足に伴い、シャープを輝けるグローバルブランドにすることを目指しており、その一環として、本市場において自ら主導的にシャープブランドの価値をさらに高める取り組みを進めてまいります。
(3)子会社取得の対価の額
SRH社の普通株式 55,061千香港ドル
(714百万円。1香港ドル=12.96円(2016年8月25日現在)で換算)
以 上