有価証券報告書-第98期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/25 15:23
【資料】
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【項目】
145項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けており、また、国内連結子会社である㈱光波は、確定給付型の制度として、規約型企業年金制度及び退職一時金制度を設けており、別に、国内連結子会社2社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。なお、一部の国内連結会社では、退職一時金について、簡便法を適用しております。
一部の海外連結子会社でも、確定給付型の企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けております。
また、当社において退職給付信託を設定しております。
なお、当社及び一部の国内連結子会社は、2011年1月に確定給付年金制度の一部について確定拠出年金制度へ移行しており、一部の海外連結子会社でも、確定給付年金制度とは別に確定拠出年金制度を導入しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付債務の期首残高12,543百万円12,621百万円
勤務費用503457
利息費用5541
数理計算上の差異の発生額76433
退職給付の支払額△770△756
為替換算による影響額27△48
転籍に伴う増減185-
簡便法から原則法への変更に伴う増加額-11
退職給付債務の期末残高12,62112,759

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
年金資産の期首残高11,513百万円12,147百万円
期待運用収益253242
数理計算上の差異の発生額△832,241
事業主からの拠出額765445
退職給付の支払額△533△501
為替換算による影響額48△51
転籍に伴う増減183-
年金資産の期末残高12,14714,523

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高112百万円100百万円
退職給付費用1316
退職給付の支払額△25△11
簡便法から原則法への変更に伴う減少額-△11
退職給付に係る負債の期末残高10095

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務12,152百万円12,321百万円
年金資産△12,147△14,523
4△2,201
非積立型制度の退職給付債務569533
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額574△1,668
退職給付に係る負債2,9202,454
退職給付に係る資産△2,346△4,122
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額574△1,668

(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
勤務費用517百万円474百万円
利息費用5541
期待運用収益△253△242
数理計算上の差異の費用処理額362276
過去勤務費用の費用処理額△28△28
特別退職金-180
その他2238
確定給付制度に係る退職給付費用676741

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
過去勤務費用28百万円28百万円
数理計算上の差異△197△2,088
合計△169△2,059

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
未認識過去勤務費用△79百万円△50百万円
未認識数理計算上の差異846△1,241
合計767△1,292

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
債券29%15%
株式4446
生保一般勘定119
現金及び預金814
その他816
合計100100

(注)年金資産合計には、当社が企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託(株式、現金及び預金)が前連結会計年度22%、当連結会計年度29%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
割引率0.0~5.3%0.0~4.4%
長期期待運用収益率1.8~2.8%1.8~3.0%
予想昇給率2.0~5.0%3.4~5.0%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出年金制度への要拠出額は、前連結会計年度191百万円、当連結会計年度212百万円であります。