有価証券報告書-第78期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
退職給付関係
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、主として確定拠出年金制度及び前払退職金制度を採用しております。
また、一部の在外連結子会社は、主として確定給付制度(退職一時金制度)を採用しております。
在外連結子会社は、国際会計基準(IFRS)を適用しており、IAS第19号「従業員給付」(2011年6月16日改訂)に従い会計処理しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(注1)「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 2010年2月19日)に基づき、数理計算上の差異残高の総額を従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で規則的に当期の費用として処理しております。
(注2)当連結会計年度において、上記確定給付制度に係る退職給付費用のほかに、海外子会社の従業員の希望退職にかかる費用1,755百万円を、特別損失の「事業構造改善費用」に計上しております。
(5)退職給付に係る調整額(連結包括利益計算書)
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
(6)退職給付に係る調整累計額(連結貸借対照表)
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。
(注) 年金資産合計には、退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度76%、当連結会計年度75%含まれております。
② 長期期待運用収益率
IAS第19号を適用しているため、長期期待運用収益率は設定しておりません。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度1,283百万円、当連結会計年度1,353百万円であります。
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、主として確定拠出年金制度及び前払退職金制度を採用しております。
また、一部の在外連結子会社は、主として確定給付制度(退職一時金制度)を採用しております。
在外連結子会社は、国際会計基準(IFRS)を適用しており、IAS第19号「従業員給付」(2011年6月16日改訂)に従い会計処理しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円) |
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
退職給付債務の期首残高 | 4,669 | 4,444 | ||
勤務費用 | 610 | 562 | ||
利息費用 | 121 | 146 | ||
数理計算上の差異の発生額 | △620 | 535 | ||
退職給付の支払額 | △232 | △1,038 | ||
連結範囲の変更による増減 | - | 519 | ||
その他 | △104 | 31 | ||
退職給付債務の期末残高 | 4,444 | 5,202 |
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円) |
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
年金資産の期首残高 | 1,520 | 1,578 | ||
利息収益 | 49 | 77 | ||
数理計算上の差異の発生額 | △24 | △35 | ||
事業主からの拠出額 | 175 | 406 | ||
退職給付の支払額 | △79 | △505 | ||
その他 | △63 | △44 | ||
年金資産の期末残高 | 1,578 | 1,476 |
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円) |
前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | |||
積立型制度の退職給付債務 | 1,822 | 1,873 | ||
年金資産 | △1,578 | △1,476 | ||
243 | 397 | |||
非積立型制度の退職給付債務 | 2,622 | 3,328 | ||
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 2,865 | 3,725 | ||
退職給付に係る負債 | 2,865 | 3,742 | ||
退職給付に係る資産 | - | △16 | ||
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 2,865 | 3,725 |
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円) |
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
勤務費用 | 610 | 562 | ||
利息純額 | 72 | 69 | ||
数理計算上の差異の費用処理額 | 45 | △10 | ||
過去勤務費用の費用処理額 | - | △0 | ||
確定給付制度に係る退職給付費用 | 727 | 621 |
(注1)「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 2010年2月19日)に基づき、数理計算上の差異残高の総額を従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で規則的に当期の費用として処理しております。
(注2)当連結会計年度において、上記確定給付制度に係る退職給付費用のほかに、海外子会社の従業員の希望退職にかかる費用1,755百万円を、特別損失の「事業構造改善費用」に計上しております。
(5)退職給付に係る調整額(連結包括利益計算書)
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
(百万円) |
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
過去勤務費用 | - | △1 | ||
数理計算上の差異 | 631 | △581 | ||
合 計 | 631 | △582 |
(6)退職給付に係る調整累計額(連結貸借対照表)
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
(百万円) |
前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | |||
未認識過去勤務費用 | - | △1 | ||
未認識数理計算上の差異 | 252 | △328 | ||
合 計 | 252 | △329 |
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。
前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | |||
債券 | 63% | 62% | ||
株式 | 17% | 19% | ||
現金及び預金 | 16% | 13% | ||
その他 | 4% | 6% | ||
合 計 | 100% | 100% |
(注) 年金資産合計には、退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度76%、当連結会計年度75%含まれております。
② 長期期待運用収益率
IAS第19号を適用しているため、長期期待運用収益率は設定しておりません。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
割引率 | 2.20%~7.27% | 1.00%~5.88% | ||
予想昇給率 | 2.41%~5.00% | 2.30%~5.00% |
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度1,283百万円、当連結会計年度1,353百万円であります。