訂正半期報告書-第81期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2017/06/08 16:32
【資料】
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【項目】
48項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたっては、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 (1)中間連結財務諸表 注記事項(中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
(2)当中間連結会計期間の経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間における各事業の営業活動の状況は以下のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 有価証券投資事業
有価証券投資事業では、主に日本国内の上場及び非上場株式等に投資を行っております。当中間連結会計期間において、保有する上場株式の売却を実行し、営業投資有価証券の売却額1,207百万円から営業投資有価証券売却原価281百万円を控除した売上総利益は925百万円(前年同期比285.5%増)となりました。
今後も引き続き日本の国策に沿った再生可能エネルギーや再生医療分野の事業を手掛ける企業への投資を積極的に進めてまいります。
② 不動産投資事業
不動産投資事業では、賃貸用不動産として商業用賃貸借物件及び販売用不動産として区分所有マンション27区分を保有しております。
当中間連結会計期間におきましては、販売用不動産の売却はありませんでしたが、引き続き安定した賃貸収入の獲得により、当中間連結会計期間の不動産賃貸総利益は23百万円(前年同期比2.4%増)となりました。
③ リゾート事業
リゾート事業では、「熱海温泉ホテルあいおら(静岡県熱海市)」及び「伊東温泉ホテルあいおら(静岡県伊東市)」の旅館施設2物件を営業しております。
当中間連結会計期間においては、台風や地震等の影響があったものの、サービスの向上及び販売促進に努め高稼働を維持し、当中間連結会計期間のリゾート事業における売上総利益は82百万円(前年同期比10.8%増)となりました。
④ その他
その他は、コンサルティング事業、IT関連事業、環境事業、再生可能エネルギー事業及びヘルスケア事業により構成されております。当中間連結会計期間における売上高の計上はありませんでした(前年同期は1百万円)。
(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資産、負債及び純資産
(イ)資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて20百万円減少し、2,153百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,842百万円増加した一方で、営業投資有価証券が1,416百万円、短期貸付金が500百万円減少したためであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて186百万円増加し、1,671百万円となりました。これは主に、株式会社ジオネクストの子会社化に伴い投資有価証券が410百万円減少した一方で、土地が60百万円、のれんが501百万円増加したためであります。
繰延資産は、前連結会計年度末に比べて44百万円増加し、44百万円となりました。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて210百万円増加し、3,869百万円となりました。
(ロ)負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて499百万円減少し、202百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が431百万円、関係会社短期借入金が100百万円減少したためであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて24百万円減少し、49百万円となりました。これは主に、長期未払金が24百万円減少したためであります。
この結果、総負債は前連結会計年度末に比べて524百万円減少し、252百万円となりました
(ハ)純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて735百万円増加し、3,617百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が739百万円減少した一方で、中間純利益819百万円を計上したことや、少数株主持分が655百万円増加したためであります。
② キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」を参照ください。
③ 資金の使途について
当社グループの資金使途のうち主なものは、有価証券及び不動産等への投資資金並びにリゾート事業における設備投資資金であります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりでありますので、ご参照ください。
(5)経営者の問題意識と今後の対応について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりでありますので、ご参照ください。
第3【設備の状況】