有価証券報告書-第46期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 13:12
【資料】
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【項目】
99項目

研究開発活動

当社グループは技術革新の激しい半導体業界にあって、広汎な顧客ニーズに的確に応えた製品を開発し、迅速に提供することを基本方針としており、今後の事業の中心となる製品開発を進めております。
当連結会計年度の研究開発費総額は2億24百万円であり、主な研究開発成果および進行状況は次のとおりであります。
(1) MEMS用ハンドラ
携帯端末や自動車に搭載されるMEMS(微小機械電子システム)は、今後ますます需要が高まり、生産設備への投資拡大が予想されます。同デバイスはその特性から特殊な測定技術を必要とするため、米国の測定部メーカーと協業で高付加価値なMEMS用ハンドラを開発し、評価フェーズにて最終調整中であります。
(2) MAPソータ
当社の主力製品であるMAPハンドラとシステムを構成する、ハンドリング機能の向上と高速化を図ったピッカーを開発中であります。
(3) インダクティブロードテスタ
MOSFETをOFFにした時にドレイン電源を切り離す「VD OFFモード」での低耐圧デバイスの大電流測定機能、信頼性向上を実現する自己診断機能を搭載するとともに、ドレイン電圧/電流の拡張により広範囲のデバイス測定を可能としたテスタを開発中であります。