有価証券報告書-第58期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 14:58
【資料】
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【項目】
88項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成27年6月26日)現在において当社が判断したものであります。
(1)上半期と下半期の業績について
当社の主要事業である情報装置事業において、道路整備による新規供用路線に関連した物件は、その開通時期に販売実績が連動しますが、基本的には「単年度発注、単年度納め」であり、多くの物件が予算執行期間の年度後半に施工確認が集中する傾向があります。そのため、当社の売上高は下半期、特に期末に集中する傾向があり、利益についても同様な傾向があります。
(2)政府の道路整備計画や財政政策等の影響について
情報装置事業における製品の大半は道路交通に係る情報装置関連であり、エンドユーザーは道路管理者(国土交通省、各高速道路会社、地方公共団体等)が中心であることから、官公庁への依存度が高くなっております。そのため、当社の実績は政府の整備計画等に基づく支出や財政政策等の影響を受ける可能性があります。
(3)特定市場の環境変動による影響について
検査装置事業における主要顧客は、自動車関連やエレクトロニクス機器関連の顧客が多いことから、顧客が属する市場の景気低迷や、設備投資の抑制等により、受注の減少及び収益性の低下等の影響を受ける可能性があります。