有価証券報告書-第19期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/03/28 15:00
【資料】
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【項目】
117項目

研究開発活動

当社グループは、顧客の視点に立って価値ある創造と差別化を推し進め、競争優位性を高めることにより、顧客に対して付加価値の高い製品を提案していくことを基本方針としており、次世代のニーズを先取りして半導体基板の技術開発を進めるとともに、量産品の品質改善及び収益向上のための300mmを中心としたコスト合理化も引き続き取り組んでおります。
当連結会計年度は、以下を開発方針として、『技術で世界一の会社』を目指して研究開発活動を進めてまいりました。
①SUMCO製品のブランド力・設計力向上活動の推進
②品質工学に代表される業務の合理化・効率化の手法およびツールの積極的な適用と全社展開
③学会、留学、外部講習などを通じた技術者個々のスキルアップとそれに基づく業務のレベルアップ
④グローバルに活躍できる技術者の育成
なお、将来技術の開発項目に関しましては、当社グループのリソース以外にも、委託研究または共同研究という形で外部機関を活用した取り組みを継続しております。
当連結会計年度の研究開発費総額は、5,469百万円であり、連結売上高の2.1%であります。
なお、当社グループの事業は「高純度シリコン」のみの単一セグメントであり、セグメント情報に関連付けては記載しておりません。