有価証券報告書-第199期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 15:38
【資料】
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【項目】
159項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は確定給付型の制度として、退職一時金制度、確定給付企業年金制度及びキャッシュバランスプラン(市場金利連動型年金)を設けている他、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けています。
また、当社においては、退職給付信託が設定されています。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法等を用いた簡便法を適用しています。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高217,954百万円219,033百万円
勤務費用12,19711,452
利息費用1,5102,098
数理計算上の差異の発生額△6,174△3,324
退職給付の支払額△5,050△7,276
過去勤務費用の発生額△3,575-
その他(外貨換算差額等)2,1711,664
退職給付債務の期末残高219,033223,648

(注) 簡便法を適用した制度を含みます。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高88,243百万円103,732百万円
期待運用収益1,3951,386
数理計算上の差異の発生額13,77111,933
事業主からの拠出額4,0584,114
退職給付の支払額△3,528△4,306
その他(外貨換算差額等)△207183
年金資産の期末残高103,732117,044

(注) 簡便法を適用した制度を含みます。
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務185,834百万円188,640百万円
年金資産△103,732△117,044
82,10171,595
非積立型制度の退職給付債務33,19935,008
連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額
115,300106,603
退職給付に係る負債115,456106,803
退職給付に係る資産155200
連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額
115,300106,603

(注) 簡便法を適用した制度を含みます。
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用12,197百万円11,452百万円
利息費用1,5102,098
期待運用収益△1,395△1,386
数理計算上の差異の費用処理額4,015614
過去勤務費用の費用処理額238△20
確定給付制度に係る
退職給付費用
16,56612,759

(注) 簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
過去勤務費用3,813百万円△20百万円
数理計算上の差異23,96115,872
合計27,77515,852

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識過去勤務費用4,430百万円4,410百万円
未認識数理計算上の差異△5,60410,267
合計△1,17414,678

(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
債券21%19%
株式5554
現金及び預金56
その他1921
合計100100

(注) 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託を前連結会計年度47%、当連結会計年度49%含みます。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率0.42~3.01%0.50~3.58%
長期期待運用収益率0.00~5.500.00~4.25
予想昇給率6.10~6.606.10~6.60

3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度2,597百万円、当連結会計年度2,831百万円です。