有価証券報告書-第186期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 13:15
【資料】
PDFをみる
【項目】
124項目

研究開発活動

当社グループの事業の主幹をなす鉄道車両・輸送用機器、鉄構、建設機械、営農施設・鉄道用機械設備等各種エンジニアリングなどの各分野では、技術力の強化と生産性の向上を図り各製品の競争力を強化するとともに、変化する社会ニーズに対応して新技術を取り入れた新商品、新工法の開発を進めております。またIT応用技術を利用した、制御システム組込商品の開発にも取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発は以下の通りであり、当社グループの研究開発費は11億29百万円であります。
(1) 鉄道車両事業
鉄道車両本部が中心となり、鉄道車両の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果として、衝突対策を備えた海外向け車両の車体構造、車体の傾斜制御装置を備えた乗り心地の良い車両の開発、新接合工法の導入による高品質な車体構造の開発等があげられます。
(2) 輸送用機器・鉄構事業
輸機・インフラ本部が中心となり、化工機、産業車両等の輸送機器の開発、道路橋、鉄道橋などの鋼構造物の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果として、新型電動式キャリヤ「NeGEM」の開発が挙げられます。
(3) 建設機械事業
機電本部が中心となり、杭打機、全回転チュービング装置などの基礎工事関連製品およびディーゼル発電機などの開発を行っております。当連結会計年度の主な成果として、新型オルタネータを搭載した可搬型ディーゼル発電機の開発があげられます。
(4) その他
エンジニアリング本部が中心となり、鉄道事業者向け機械設備の分野において研究開発を行っております。また、レーザ機器部では精密板金分野向け加工機として「HCシリーズ」を開発しました。