7203 トヨタ自動車

7203
2024/04/23
時価
57兆2819億円
PER 予
10.52倍
2013年以降
6.7-18.1倍
(2013-2023年)
PBR
1.45倍
2013年以降
0.74-1.65倍
(2013-2023年)
配当
1.71%
ROE 予
13.82%
ROA 予
5.34%
資料
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品質保証に係る負債

【期間】

連結

2019年3月31日
1兆7695億
2020年3月31日 -12.24%
1兆5529億
2021年3月31日 -4.51%
1兆4828億
2022年3月31日 +4.91%
1兆5557億
2023年3月31日 +8.4%
1兆6863億

有報情報

#1 注記事項-品質保証に係る負債、連結財務諸表(IFRS)(連結)
トヨタは、製品の販売の際に顧客との間で締結する保証約款に基づき、主に製造過程に起因する一定の欠陥に対して製品保証を行っています。トヨタは保証約款に従って、将来発生が見込まれる見積製品保証費用を製品保証に係る負債として計上しています。また、上記の製品保証に加えて、トヨタは製品の安全性確保の観点や顧客満足の立場から、欠陥品となることが予想される部品の修理や取替を行う、リコール等の市場処置を実施しています。製品のリコール等の市場処置に係る費用は、製品販売時点において過去の発生状況を基礎にして、リコール等の市場処理に係る負債として見積り計上しています。
これらの負債は、共に製品の欠陥に起因する修理または取替に関するものであり、相互に関連するため、製品保証に係る負債およびリコール等の市場処置に係る負債を合算して品質保証に係る負債として表示しています。
品質保証に係る負債の増減の内訳は次のとおりです。
2023/06/30 11:30
#2 注記事項-法人所得税、連結財務諸表(IFRS)(連結)
繰延税金資産および繰延税金負債の主な原因別の内訳は次のとおりです。
金額:百万円
3月31日
2022年2023年
退職給付に係る負債141,186120,007
未払費用および品質保証に係る負債613,101662,425
従業員に関するその他の未払給与128,461127,668
2022年3月31日および2023年3月31日に終了した各1年間における繰延税金資産および繰延税金負債の増減のうち、連結損益計算書で法人所得税費用として認識された金額は次のとおりです。
金額:百万円
3月31日に終了した1年間
2022年2023年
退職給付に係る負債4,203802
未払費用および品質保証に係る負債△40,76126,942
従業員に関するその他の未払給与△968△2,745
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金、繰越税額控除の額は次のとおりです。
2023/06/30 11:30
#3 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
IFRSに準拠した連結財務諸表を作成するにあたり、会計方針の適用、資産・負債およびトヨタの連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の見積りおよび仮定に関する情報は、次のとおりです。
品質保証に係る負債(注記3(13)、注記24)
・金融事業に係る金融損失引当金(注記3(6)、注記19(2))
2023/06/30 11:30
#4 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
また、上記の製品保証に係る負債に加えて、製品のリコール等による市場処置費用をリコール等の市場処置に係る負債として見積計上しています。リコール等の市場処置に係る負債の金額は、基本的に、ある一定期間に販売された様々なモデル全体を、地域ごとに区分して、製品販売時点において包括的に算定しています。しかしながら、状況によっては、特定の製品のリコール等の市場処置に係る負債について、それらの支出が発生する可能性が高く、かつ合理的に見積もることができる場合に、個別に見積もる方法で算定しています。連結財政状態計算書上に計上されるリコール等の市場処置に係る負債のうち、包括的に計上される部分は、「リコール実払い累計額」を考慮して「リコールの支払い見込み総額」を基に算出します。当該負債は期間ごとに新しいデータに基づき評価され、適切な金額に調整されています。また、これらの負債は販売期間ごとに10年間に分けて管理しています。「リコールの支払い見込み総額」は、数量<販売台数>に単価<台当たり市場処置額>を乗じて算出しています。台当たり市場処置額は、「台当たりリコール実払い累計額」を「過去の費用の発生パターン」で除して算出しています。「過去の費用の発生パターン」は、車両販売後10年間に発生したリコール支払い発生状況を表しています。販売時の包括的な見積り金額と、個々のリコールに対する実際の支払い金額との差の要因としては、台当たり平均修理費用と実際の修理費用(主に部品代と労務費)とに差が生じる場合および、過去の費用の発生パターンと実際に差が生じる場合などがあり、将来のリコール等の市場処置費用の見積りの中で調整されていきます。
連結財政状態計算書上は、上記の製品保証に係る負債とリコール等の市場処置に係る負債を合算して、品質保証に係る負債として表示しています。また、連結損益計算書上は、製品保証費用およびリコール等の市場処置費用は売上原価の構成要素として表示しています。品質保証に係る負債の計算には、上記のとおり重要な見積りが必要となることから、この計算は本質的に不確実性を内包しています。したがって、実際の品質保証費用は見積りと異なることがあり、品質保証に係る負債を追加計上する必要が生じる可能性があります。
(14)収益認識
2023/06/30 11:30
#5 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
IFRSに準拠した連結財務諸表を作成するにあたり、会計方針の適用、資産・負債およびトヨタの連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の見積りおよび仮定に関する情報は、次のとおりです。
品質保証に係る負債
・金融事業に係る金融損失引当金
2023/06/30 11:30
#6 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
未払法人所得税826,815404,606
品質保証に係る負債241,555,7111,686,357
その他の流動負債1,413,2081,632,063
2023/06/30 11:30
#7 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
品質保証に係る負債
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前事業年度当事業年度
製品保証引当金
未払費用
1,231,8011,267,086
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
金額の算出方法は、「連結財務諸表注記3(13)、24」に記載した内容と同一です。2023/06/30 11:30