有価証券報告書-第67期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/30 9:09
【資料】
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【項目】
86項目

経営上の重要な契約等

(1)当社は、2019年6月14日開催の取締役会において、当社の持分法適用関連会社であるVEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS AMERICA LLCの全株式をVEONEER ROADSCAPE AUTOMOTIVE, INC.に譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結しました。
当社はVEONEER, INC.(以下「VEONEER」という。)を合弁パートナーとして、四輪車用のブレーキ・コントロール(メカトロ)及びブレーキ・アプライ(バネ上)システム並びにそれらに関する部品の開発、設計、製造及び販売に関する合弁事業を、2016年4月より営んでまいりました。本株式譲渡は、当社グループとVEONEERの企業価値の最大化を目的としたものです。
(2)当社は、2019年10月30日開催の取締役会において、当社の持分法適用関連会社であるヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社(以下「VNBJ」という。)及びVEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS (ZHONGSHAN) CO., LTD.(以下「VNBZ」という。)について、VEONEERとの合弁を解消し、VEONEERの完全子会社であるVEONEER ABが所有するVNBJ及びVNBZの全株式を、当社及び本田技研工業株式会社にて共同で取得して当社の連結子会社とすることを決議し、株式譲渡契約を締結しました。
(3)当社は、2019年10月30日開催の取締役会において、株式会社日立製作所、本田技研工業株式会社(以下「公開買付者」という。)、日立オートモティブシステムズ株式会社(以下「日立オートモティブシステムズ」という。)、株式会社ケーヒン(以下「ケーヒン」という。)、株式会社ショーワ(以下「ショーワ」という。)及び当社の6社が、各国の競争当局の企業結合に関する届出許可等、各国の関係当局等の許認可等が得られること等を前提条件として、①公開買付者がケーヒン、ショーワ及び当社の普通株式を対象として公開買付けをそれぞれ実施すること、②公開買付者がケーヒン、ショーワ及び当社の完全子会社化をそれぞれ実施すること、③日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ及び当社が、日立オートモティブシステムズを最終的な吸収合併存続会社とし、ケーヒン、ショーワ及び当社をそれぞれ最終的な吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施すること等により、CASE分野においてグローバルで競争力のあるソリューションの開発・提供を強化するため、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ及び当社の4社の経営統合を行うことを決議し、6社を当事者とする経営統合に関する基本契約を締結しました。
なお、(2)の詳細については、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等][連結財務諸表注記]9.企業結合に記載のとおりです。