(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。
また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

	前連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高	5,621百万円	5,626百万円
会計方針の変更による累積的影響額	-	30
会計方針の変更を反映した期首残高	5,621	5,656
新規連結による増加額	-	224
勤務費用	344	347
利息費用	83	73
数理計算上の差異の発生額	24	239
退職給付の支払額	△446	△766
退職給付債務の期末残高	5,626	5,775

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

	前連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
年金資産の期首残高	3,971百万円	4,553百万円
期待運用収益	119	136
数理計算上の差異の発生額	275	464
事業主からの拠出額	415	201
退職給付の支払額	△227	△323
年金資産の期末残高	4,553	5,032

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)	当連結会計年度 (平成27年3月31日)
退職給付債務期末残高	5,626百万円	5,775百万円
年金資産期末残高	△4,553	△5,032
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額	1,072	742

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

	前連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
勤務費用	344百万円	347百万円
利息費用	83	73
期待運用収益	△119	△136
数理計算上の差異の費用処理額	358	349
過去勤務費用の費用処理額	△6	△6
その他	3	14
確定給付制度に係る退職給付費用	663	642

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

	前連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
過去勤務費用	-百万円	6百万円
数理計算上の差異	-	△574
合 計	-	△568

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)	当連結会計年度 (平成27年3月31日)
未認識過去勤務費用	△48百万円	△41百万円
未認識数理計算上の差異	1,684	1,109
合 計	1,636	1,068

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)	当連結会計年度 (平成27年3月31日)
債券	37%	39%
株式	49	51
現金及び預金	4	4
その他	10	6
合 計	100	100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)	当連結会計年度 (平成27年3月31日)
割引率	1.5%	0.865～1.011%
長期期待運用収益率	3.0%	3.0%
予想昇給率	1.5～2.4%	1.5～2.4%