有価証券報告書-第61期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/13 13:00
【資料】
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【項目】
108項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末における資産合計は221億8千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億7百万円増加しました。主な内訳は、売掛金の減少、たな卸資産の増加、宇都宮実験棟の新設に係る有形固定資産の増加であります。
② 負債の部
当連結会計年度末における負債合計は65億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億8千4百万円増加しました。主な内訳は、未払法人税の減少、宇都宮実験棟の新設に係る購入設備の未払金、設備投資のための長期借入金によるものであります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は156億8千5百万円となり、前連結会計年度末と比べ3億2千3百万円の増加となりました。これは主に、当期純利益の計上による増加、自己株式の取得による減少であります。
(2) 経営成績の分析
報告セグメントごとの受注高および売上高の概況については、「第2[事業の状況]1[業績等の概要]2[生産、受注及び販売の状況]」に記載しております。
当連結会計年度の営業損益は、売上高の減少(前連結会計年度比7千7百万円(0.6%)減)とともに、売上原価率が前年実績の49.1%から50.2%へと悪化したこと、また販管費及び一般管理費は研究開発費の増加や引合い対応の
ためのプロモーション活動の増加、賃上げよる人件費の増加等により、前連結会計年に比べ4億4千6百万円増加
したこと等により、10億8千8百万円(前連結会計年度比36.2%減)の営業利益となりました。
当連結会計年度の経常損益につきましては、11億2千1百万円(前連結会計年度比36.5%減)となりました。
また、退職給付に係る繰延税金資産を追加計上したこと、所得拡大促進税制の適用による税額控除の影響などにより、当期純利益は11億9千6百万円(前連結会計年度比2.7%減)となりました。これにより、1株当たり当期純利益は92.85円(前連結会計年度比0.57円減)、自己資本比率は70.5%(前連結会計年度末比2.6ポイント減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。