有価証券報告書-第43期(平成25年10月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/12/19 12:46
【資料】
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【項目】
116項目

研究開発活動

当連結会計年度においても、創業時から培ってきたレンズを中心とした光学設計技術およびファイバならびにロボテック技術をベースに、マシンビジョン市場のトレンドへの即効性を重視した高度な技術をより進化させることに努めてまいりました。当連結会計年度において当社グループが支出した研究開発費の総額は276百万円であり、主な研究開発活動は次のとおりであります。
(マシンビジョンシステム・工業用事業)
当社グループでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場生産ラインでの工程監視、画像処理関連分野向けに、マシンマイクロレンズ(MML)、CCTVレンズ、光ファイバライトガイドや光源装置、LED照明装置、CCD/CMOSカメラなどの光学系部品を組み合わせたマシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で利用されております。
当連結会計年度、本事業における研究開発活動の成果として、FA 用に専用設計したメガピクセルクラスの解像度を有する耐振マクロレンズ「ML-MCHR」シリーズ、高精細液晶パネル検査等をターゲットとして開発された高性能ラインスキャンカメラ用レンズの 「ML-F90C-07」、近年のカメラ素子大型化、高分解能化のトレンドに対応した、5 メカピクセルカメラ対応の工業用CCTV レンズ「ML-M MP5」シリーズ、最新の9メガピクセルカメラの性能を最大限発揮させる高性能CCTVレンズ「ML-U MP9」シリーズ、LED照明装置としては、高輝度LEDライン照明「MLNC」シリーズ、ハイパワーバー照明「MHBC」シリーズ、また、 これまで培った実績と経験を元に 汎用性の高い定電圧制御方式のLED照明の低コスト化を実現した「CompaVis™」シリーズをリリースいたしました。