有価証券報告書-第43期(平成25年10月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/12/19 12:46
【資料】
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【項目】
116項目

事業等のリスク

当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(主力製品への依存に関して)
当社グループでは、主力製品であるマシンビジョンレンズ、光源装置、光ファイバライトガイド、LED照明などを組み合わせた「マシンビジョンシステム」を、半導体製造・電子部品実装・液晶製造の各装置業界を中心に画像処理システムの光学系機器として販売しておりますが、この売上高に占める割合が高くなっております。(マシンビジョンシステム・工業用事業 売上高5,212百万円 連結売上高構成比68.4%)
半導体製造・電子部品実装・液晶製造の各装置業界においては、従来から市況の変動幅が非常に大きく、今後景気状況の急速な悪化を受けて業界全体の受注が急減する場合には、当社グループの連結業績に影響が及ぶ可能性があります。
(知的財産権に関して)
当社は技術開発本部において、知的財産権の保全と他社の知的財産権の確認を行っておりますが、近時の知的財産権に対する一般産業界の現状から、将来において知的財産権に対する疑義を完全に排除するには困難であり、対処方法によっては、当社グループの連結業績に影響が及ぶ可能性があります。
なお、現在、重要な訴訟はありません。
(原材料価格に関わるリスクに関して)
当社グループはメーカーとして製品製造に従事しておりますが、原材料価格の急激な高騰が発生した場合などには、製品の利益率の悪化などにより、当社グループの連結業績に影響が及ぶ可能性があります。
(継続企業の前提に関する重要な事象等)
当社グループは、前連結会計年度において営業損失775百万円、当期純損失1,350百万円となり、当連結会計年度においても営業損失152百万円、当期純利益21百万円となりました。当該状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。