有価証券報告書-第32期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 9:43
【資料】
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【項目】
96項目

対処すべき課題

当社グループは、「効率と安全」をキーワードとして① 競争力のあるグループ体制の確立、② 安全性と新商品開発、③ グローバルな事業展開、④ 生産体質の強化を課題と考え、業務を行っております。
①競争力のあるグループ体制の確立
当社グループは、グループ間の連携が効率的な商品開発、販売管理体制におけるひとつの課題と考えております。研
究開発員と営業担当者との関係を密にし、共に大学病院等医療機関のニーズを探索しております。その中で把握した研
究課題につきましては、速やかに製造会社に伝え、開発期間の短縮化に取り組み、医師等との共同開発を推進して参り
ます。また、グループ間の連携を強め、より柔軟に顧客ニーズに応える事ができる生産・在庫管理、販売管理体制を構
築して参ります。
②安全性と新商品開発
当社グループは、医薬品医療機器等法に基づき品質保証・安全管理体制の整備を行い、安全性の確保に努めておりま
す。
また、医療機関における安全性といった観点から当社グループは、安全性を重視した商品の開発・販売を行っております。医療事故防止といった観点からの商品開発は、医療機器製造における責務であり、より安全な製品を投入すべく既存製品の改善・改良等を実施しております。
③グローバルな事業展開
当社グループの販路は、国内向けを主力としておりますが、今後の海外展開を展望し、海外市場の動向を把握できる体制、グローバルレベルでの開発力、商品力、販売力を備えた体制を確立する事を課題と考えております。
販売面におきましては、有力な販売提携先と連携し、当社製品の拡販を目指しております。
製造面におきましては、ベトナム生産拠点の積極的な活用によるコスト競争力の強化を推進して参ります。
④生産体質の強化
製造におきましては、当社グループの持つ技術及び生産能力を最大限に発揮するための品質管理とコスト管理を行い、競争力強化に努めております。また、国内生産拠点とベトナム生産拠点の業務分担、役割の明確化を行い、高品質の製品を効率的且つ柔軟に生産を行い、生産体質強化を推進して参ります。