有価証券報告書-第89期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/07/29 11:24
【資料】
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【項目】
145項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、国内連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高30,68330,502
勤務費用1,0361,014
利息費用4444
数理計算上の差異の発生額△103206
退職給付の支払額△1,164△1,184
その他60
退職給付債務の期末残高30,50230,582

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高19,24519,703
期待運用収益359368
数理計算上の差異の発生額△126△314
事業主からの拠出額1,028991
退職給付の支払額△850△875
その他4847
年金資産の期末残高19,70319,921

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る 資産の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務26,30526,366
年金資産△19,703△19,921
6,6026,445
非積立型制度の退職給付債務4,1964,216
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,79910,661
退職給付に係る負債10,79910,661
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,79910,661


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用1,0361,014
利息費用4444
期待運用収益△359△368
数理計算上の差異の費用処理額862788
その他△48△47
確定給付制度に係る退職給付費用1,5361,431

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
数理計算上の差異839268
合計839268

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
未認識数理計算上の差異1,8021,534
合計1,8021,534

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
一般勘定60%60%
債券28%29%
特別勘定8%9%
株式3%1%
その他1%1%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
割引率0.15%0.15%
長期期待運用収益率1.90%1.90%
予想昇給率1.77%~4.16%1.73%~4.19%