有価証券報告書-第59期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 15:26
【資料】
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【項目】
128項目

研究開発活動

当社グループにおける研究開発活動の目的は、競合他社に優る技術開発力・製品提案力により、ユーザーニーズにマッチしたコスト競争力のある、魅力あるオリジナル製品の実現にあります。
そのために、各自動車メーカー、システムサプライヤーとの連携を深め、また材料メーカー、加工機械メーカー、商社等と情報交換を密にし、新技術を確立させるスピードと効率の向上に努めております。
さらに、コスト低減、環境対応、開発期間短縮、提案力と技術開発力の向上に鋭意取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は91百万円であります。
セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1)自動車部品
コスト低減、環境を付与した軽量化と高剛性の両立、グローバル市場にマッチングした商品力向上への取り組みをテーマとして研究開発活動に取り組んでおります。
・主力製品であるメイトーン製品の商品力向上とグローバル拠点での最適生産体制作り
・メイトーン製品の商品力を生かしたグローバル拠点での拡販活動への取り組み
・軽量、高剛性、環境負荷低減仕様(VOC)のデッキボード開発
・マット製品の商品性向上(盟和独自のシボ)と低価格化、ASEANでの最適生産体制作り
・材料メーカーとの連携による共同開発、新素材による製品化・用途開発への取り組み
・新規自動車部位参入に向けた研究開発
・従来にない革新的成形設備・加工技術の研究開発
今期メイトーンの成果と致しましては、新規メイトーン基材を技術確立し量産化に結び付け、既存メイトーンに対し等剛性で20%以上の軽量化を実現しました。また加工面では、グローバル市場進出を見据えたコンパクトな廉価設備を作製し、投資を30%以上抑え、生産性も20%以上アップを達成しました。グローバル市場では、国内同等品質を武器に順調に採用車種を増やしております。
研究開発費の金額は46百万円であります。
(2)住宅
市場のニーズにマッチしたコスト競争力のある差別化新商品開発がテーマであります。
・新規住宅設備部材の研究開発
・産業資材向けPP発泡コア・アルミ積層材の開発
研究開発費の金額は45百万円であります。
(3)その他
当連結会計年度の研究開発活動はありません。