有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 住環境・生活資材事業
当事業では、人流の回復によりラッピングフィルムの出荷が戻りつつありますが、塩ビ関連製品の市場環境が非常に厳しく、全体として売上げは横ばいとなりました。
ラッピングフィルム等包装資材関連製品は、外食の需要が戻りつつあり、主力の小巻ラップが回復基調で、堅調に推移しました。
機能性コンパウンドは、車載用途は好調でしたが、産業機械向けケーブル用途やその他用途向けの出荷が振るわず、売上げが低調に推移しました。
塩ビパイプ関連製品は、出荷は低調に推移しましたが、販売価格の維持に努め、売上げは前年並みとなりました。
外装材関連製品は、波板などの需要減少が続き、全体として売上げは低調に推移しました。
機能性材料は、自動車用電子部品用途は横ばいでしたが、ディスプレイ用途の出荷が伸び、売上げは堅調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は12,854百万円(前年同四半期比1.0%減)、セグメント利益(営業利益)は684百万円(前年同四半期比54.7%増)となりました。2023/11/10 9:24