有価証券報告書-第58期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/21 11:48
【資料】
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【項目】
149項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けておりましたが、2018年4月1日付で退職一時金制度の大部分を確定拠出年金制度へ移行しております。また、当社は既退職の年金受給者を対象とした確定給付年金制度を設けております。なお、当社が有する確定給付企業年金制度並びに当社及び国内連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付債務及び退職給付費用を計算しております。
また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
なお、一部の海外子会社においても確定給付型の制度を設けております。また、一部の海外子会社は確定拠出型の制度を設けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
退職給付債務の期首残高2,158百万円2,287百万円
勤務費用1933
利息費用0-
数理計算上の差異の発生額△68
退職給付の支払額△83△54
確定拠出年金制度への移行に伴う減少額-△2,072
退職給付制度終了損30-
その他△41
退職給付債務の期末残高2,287173

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
年金資産の期首残高2,278百万円2,361百万円
期待運用収益197
数理計算上の差異の発生額△12-
事業主からの拠出額159-
確定拠出年金制度への移行に伴う減少額-△1,729
退職給付の支払額△83△54
年金資産の期末残高2,361585

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
積立型制度の退職給付債務2,254百万円128百万円
年金資産△2,361△585
△106△457
非積立型制度の退職給付債務3245
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△73△411
退職給付に係る負債3245
退職給付に係る資産△106△456
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△73△411

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
勤務費用193百万円3百万円
利息費用0-
期待運用収益△19△7
数理計算上の差異の費用処理額△588
確定給付制度に係る退職給付費用1163

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
数理計算上の差異△58百万円-百万円
合計△58-

(6)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
一般勘定100%100%
合計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
割引率0.03%-
長期期待運用収益率0.87%0.87%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度21百万円、当連結会計年度225百万円であります。