有価証券報告書-第10期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/19 13:43
【資料】
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【項目】
136項目

研究開発活動

当グループは、世界的な総合エンタテインメント企業として、研究開発の強化・充実を経営戦略の最重要課題のひとつとして取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発費総額は400億70百万円であり、主なセグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの研究開発費はセグメント間の取引を含んでおります。
(1)遊技機事業
遊技機事業におきましては、高い企画力、表現力によって他メーカーとの差別化を実現した製品の開発に取り組んでおります。当連結会計年度においては、引き続き開発体制の強化を図り、パチスロ遊技機事業では、『パチスロ北斗の拳 転生の章』等をリリースし、パチンコ遊技機事業では、『ぱちんこCR北斗の拳5百裂』等をリリースし、市場から高い評価を得ました。また顧客ニーズの多様化に対応するため、多様な遊技機の開発に努めました。
当事業に係わる研究開発費は、195億10百万円であります。
(2)アミューズメント機器事業
アミューズメント機器事業におきましては、定番シリーズタイトルの『WORLD CLUB Champion Football』シリーズや『CODE OF JOKER』を開発しリリースしたほか、幅広いユーザーの獲得を目指し、高付加価値製品からファミリー向けの製品まで多様なユーザーニーズに応えるラインナップを準備すべく、開発を進めております。
当事業に係わる研究開発費は、43億53百万円であります。
(3)アミューズメント施設事業
アミューズメント施設事業におきましては、ファミリー向け店舗や飲食併設型店舗の開発を進めております。
当事業に係わる研究開発費は、1億65百万円であります。
(4)コンシューマ事業
パッケージゲーム分野におきましては、グローバルタイトルとして『Total War: ROME II』等を、またデジタルゲーム分野におきましては、『チェインクロニクル』等を開発しリリースしております。また、次期に向けて有力IPを活用した新作タイトルの開発も引き続き注力しております。
当事業に係わる研究開発費は、156億14百万円であります。
なお、当社連結子会社株式会社セガを中心としたゲームソフト並びにアミューズメント機器等のコンテンツ制作費は、その発生時に費用処理しておりましたが、平成22年3月期より製品化が承認されたタイトルから、売上の計上に合わせて費用処理することとしております。
平成22年3月期以降に製品化が承認されたタイトルのコンテンツ制作費は、上記金額には含めておりません。