- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
具体的アプローチは次のとおりです。
| 事業セグメント | 具体的アプローチ |
気候変動対応(注)1 | 機械 | 北米における再生可能エネルギー事業への取組強化 |
金属 | カナダ最大の鉄鉱石事業の権益取得、貴重な高品位鉄鉱石を生産 |
エネルギー・化学品 | 太陽光発電の「オフサイトコーポレートPPA事業」本格化 |
再生航空燃料ビジネスの拡大 |
(注)1 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)定性的成果」をご参照ください。
2 「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組(4)人的資本経営・多様性」をご参照ください。
2023/06/23 14:22- #2 事業の内容
当社グループの事業セグメントごとの取扱商品またはサービスの内容及び主要な関係会社名は次のとおりです。
事業セグメント | 取扱商品またはサービスの内容 | 主要な関係会社名 |
機械 | プラント、橋梁、鉄道等のインフラ関連事業、発電・送変電・売電関連事業、水・環境・廃棄物関連事業、船舶、航空機、自動車、建設機械、産業機械、工作機械、環境機器・電子機器等の単体機械及び関連機材、再生可能・代替エネルギー関連ビジネス・廃棄物リサイクル事業等の環境に配慮した事業を行っている。更に、医療関連分野において、医療機器の取扱等を行っている。石油・ガス開発・石油精製・石油化学プラント・プロジェクト、ガス輸送事業・インフラ・設備、風力・地熱・太陽光・太陽熱・バイオマス等の再生可能エネルギーを含む発電・送変電・売電事業、上工下水道事業・プラント・設備、海水淡水化事業・プラント・設備、廃棄物処理発電、産業・工業・有害廃棄物処理、リサイクル、処分場を含む環境関連事業・プラント・設備、港湾・橋梁、鉄道車輌・鉄道システム、製鉄プラント、船舶、海洋構造物、航空機・機内設備、セキュリティー関連機器・システム、宇宙関連機器・システム、乗用車、商用車、自動車部品、自動車部品製造設備、特殊車両、土木・建設・鉱山用機械及び荷役運搬機械、農業機械、産業機械、電子システム機器、医療機器、医療材料、病院整備運営事業等 | 日本エアロスペース㈱㈱アイメックス伊藤忠プランテック㈱伊藤忠マシンテクノス㈱㈱ヤナセシトラスインベストメント合同会社I-Power Investment Inc.I-ENVIRONMENT INVESTMENTS LIMITEDMULTIQUIP INC.Auto Investment Inc.㈱ジャムコ東京センチュリー㈱ |
金属 | 金属鉱物資源開発事業、鉄鋼製品加工事業、鉄鉱石、石炭、その他製鉄・製鋼原料、非鉄・軽金属、鉄鋼製品、原子燃料関連の国内・貿易取引、温室効果ガス排出権取引、リサイクル・廃棄物処理を行っている。鉄鉱石、還元鉄、原料炭、コークス、一般炭、合金鉄及びその原料、鉄スクラップ、銑鉄、金属粉、電極、活性炭、厚板、熱延・冷延鋼板及びコイル、亜鉛鉄板、機械構造用鋼、ステンレス鋼、高張力鋼、各種特殊鋼、建材、溶接鋼管、継目無し鋼管、線材、海洋鉄構造物、橋梁、ビル鉄骨、レール、非鉄金属、非鉄・アルミ製品、貴金属地金、レアメタル、アルミ、アルミナ、アルミ圧延品、アルミ型材、電線、光ケーブル、電子材料、原子燃料、原子力関連機器、温室効果ガス排出権、什器・設備及び自動販売機の回収・修繕・再利用、廃棄物由来の再生資源等 | 伊藤忠メタルズ㈱ITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty LtdJAPÃO BRASIL MINÉRIO DE FERRO PARTICIPAÇÕES LTDA.伊藤忠丸紅鉄鋼㈱ |
エネルギー・化学品 | エネルギー関連、化学品関連及び再生可能エネルギーを含む電力関連の各分野において、トレード並びに事業を行っている。原油、NGL、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料、軽油、重油、船舶燃料、潤滑油、アスファルト、LPG、LNG、天然ガス、リニューアブル燃料、水素、アンモニア、芳香族、アルコール類、合繊原料、無機鉱産資源、硫黄、肥料、医薬品、合成樹脂、生活関連雑貨、包装資材原料、精密化学品、電子材料、蓄電池、熱供給、再生可能エネルギーを含む電力・IPP事業等 | 伊藤忠エネクス㈱伊藤忠ケミカルフロンティア㈱伊藤忠プラスチックス㈱タキロンシーアイ㈱ITOCHU Oil Exploration(Azerbaijan) Inc.ITOCHU PETROLEUM CO.,(SINGAPORE) PTE. LTD.日本南サハ石油㈱ |
(注)1 当社は、㈱デサントを当社子会社のBSインベストメント㈱を通じて保有しております。
2023/06/23 14:22- #3 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
| 2023年3月31日現在 |
機械 | 13,412 | [1,287] |
金属 | 495 | [76] |
エネルギー・化学品 | 12,100 | [3,691] |
(注)1 従業員数は、就業人員数であり、[ ]は、臨時従業員の年間平均人員数を外数で記載しております。
2 当連結会計年度末の従業員数が前連結会計年度末に比し、4,426名減少しております。その主な理由は、情報・金融セグメントでコネクシオ(株)の売却があったこと等によるものです。
2023/06/23 14:22- #4 株式の保有状況(連結)
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
121 | 153 |
㈱UACJ | 50,000 | 50,000 | 主として金属セグメントにおいて同社へアルミニウム原料等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
117 | 132 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
* | 47 |
日本軽金属ホールディングス㈱ | 30,000 | * | 主として金属セグメントにおいて同社グループへアルミニウム原料等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
51 | * |
(注)1 定量的な保有効果については、取引先との関係性を考慮し記載しておりませんが、②(a)に記載のとおり個
2023/06/23 14:22- #5 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
また、これらの多角的に展開する事業活動を推進するため、当社は担当する業界、並びに主として取扱う商品
及びサービスに応じて、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つの
ディビジョンカンパニーを設け、当該8つのディビジョンカンパニーがそれぞれ、分掌する事業領域を統括する
2023/06/23 14:22- #6 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
伊藤忠商事株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在し、総合商社として、多種多様な商品のトレー
ディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。
2023/06/23 14:22- #7 注記事項-子会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
会社名 | 住 所 | 議決権所有割合(%) |
(金属) | | |
伊藤忠メタルズ㈱ | 東京都港区 | 100.0 |
2023/06/23 14:22- #8 注記事項-有価証券及びその他の投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
市場性のない株式は、主として資源分野(金属鉱物資源、石油・天然ガス等)での投資により構成されており、主な銘柄はBHP Iron Ore (Jimblebar) Pty Ltd、RAS LAFFAN LIQUEFIED NATURAL GAS COMPANY LIMITED等です。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末の資源分野での公正価値の合計額は、それぞれ221,792百万円及び
2023/06/23 14:22- #9 注記事項-有価証券損益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
売却益及び支配喪失に伴う残余持分の公正価値測定による評価益62,822百万円に加え、情報・金融セグメントの
(株)Paidyに対する重要な影響力の喪失に伴う残余持分の公正価値測定による評価益43,809百万円、金属
セグメントのITOCHU Coal Americas Inc.の支配喪失に伴う為替換算調整額の純損益への振替等による利益
2023/06/23 14:22- #10 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 商品販売取引
商品販売を収益の源泉とする取引には、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・
金融、第8の8つのセグメントの卸売、小売、製造・加工を通じた商品の販売等があります。これらの取引に
2023/06/23 14:22- #11 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
事業での業績改善等により、前連結会計年度比854億円(19.2%)増収の5,301億円となりました。売上総利益は、上記と同様の理由により、前連結会計年度比197億円(20.4%)増益の1,165億円となりました。当社株主に帰属する当期純利益は、新型コロナウイルスの影響軽減に伴うアパレル関連事業での業績改善があり、一過性
利益の減少等はあったものの、前連結会計年度比3億円(1.3%)増益の255億円となりました。セグメント別資産は、中国アパレル関連投資の回収はあったものの、新型コロナウイルスの影響軽減に伴う取引増加による営業債権及び棚卸資産の増加並びにアパレル関連事業の新規連結に加え、円安の影響等により、前連結会計年度末比
209億円(4.8%)増加の4,577億円となりました。
2023/06/23 14:22- #12 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
10 2023年6月23日現在の執行役員は次のとおりです。(*印の各氏は取締役を兼務しております。)
役名 | 氏名 | 役割 |
執行役員 | 田 中 正 哉 | エネルギー・化学品カンパニー プレジデント |
執行役員 | 瀬 戸 憲 治 | 金属カンパニー プレジデント |
*執行役員 | 中 宏 之 | CSO(兼)グループCEOオフィス長 |
役名 | 氏名 | 役割 |
執行役員 | 宮 本 秀 一 | 食料カンパニー プレジデント |
執行役員 | 猪 股 淳 | 金属資源部門長 |
執行役員 | 山 内 務 | 生活資材・物流部門長 |
(注)・茅野みつるの戸籍上の氏名は、池みつるです。
・当社は2012年度より、株主の皆様と同じ目線に立ち、役員の株価上昇への意識を高めるため「自社株
2023/06/23 14:22- #13 重要な会計方針、財務諸表(連結)
ステップ5 履行義務の充足による収益の認識
当社は、主に、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つのセグメントにおいて、卸売による商品の販売等を行っております。これらの取引については、顧客への商品の引渡し、倉庫証券の
交付、検収書の受領等、契約上の受渡し条件が履行された時点をもって履行義務が充足され、収益を認識して
2023/06/23 14:22