当社及び連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき提出するものであります。

(1) 当該事象の発生年月日
平成28年3月24日
(2) 当該事象の内容
当社は100%出資の連結子会社であるMC Resource Development LTD.(本社:英国ロンドン、以下「MCRD」)を通じて、Anglo American Plc(本社:英国ロンドン)が50.1%を出資する、チリ国銅資源権益保有会社Anglo American Sur S.A.(本社:チリ国サンチャゴ、以下「アングロスール社」)に20.4%出資しています(取得価額:45.1億米ドル)。
銅市況の低迷等を受け、従来の開発・生産見通しを総合的に見直した結果、当社がアングロスール社に対する投資の全額を回収することは困難と判断し、平成28年3月期第4四半期決算(平成28年1月1日～平成28年3月31日)において減損損失を計上するものです。
(3) 当該事象の損益に与える影響額
①連結決算
MCRDによるアングロスール社に対する投資につき、「持分法による投資損失」を約2,800億円計上する見込みです。
②単体決算
当社のMCRDに対する投資につき、「投資有価証券評価減」を約2,400億円計上する見込みです。