四半期報告書

【提出】
2015/08/14 14:48
【資料】
PDFをみる
【項目】
18項目

事業等のリスク

当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更があった事項は次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものです。
また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4.事業等のリスク」の項目番号に対応したものであり、文中の下線部分が変更箇所です。
② 市場リスク
a. 商品市況リスク
(エネルギー資源)
当社は豪州、マレーシア、ブルネイ、サハリン、インドネシア、米国・メキシコ湾、ガボン、アンゴラなどにおいて、LNGや原油の上流権益あるいはLNG液化設備を保有しており、LNGや原油の価格変動はそれらの事業の業績に大きな影響を与えます。当第1四半期連結累計期間前半は米国シェールオイルの減産期待から原油価格が60米ドル台を回復しましたが、ギリシャ危機や中国金融市場の混乱、イランの核開発協議の進展により原油相場の軟調が予想され今後の動向には注視する必要があります。LNGの価格は基本的に原油価格にリンクしており、1バーレル当たりの原油価格が1米ドル変動すると、当社の連結純利益で主に持分法による投資損益を通じてLNG・原油合わせて年間15億円の変動をもたらすと試算されます。ただし、LNGや原油の価格変動が当社の業績に影響を及ぼすまでにはタイムラグがあるため、価格変動が直ちに業績に反映されるとは限りません。