臨時報告書

【提出】
2020/04/24 15:03
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

1.当該事象の発生年月日
2020年4月24日(取締役会決議日)
2.当該事象の内容
SAMANCORへの投資に関する減損処理について
当社は、当社及び50.1%出資の連結子会社である日本南ア・クロム株式会社を通じて、クロム鉱石の採掘及びフェロクロムの生産・販売を行う南アフリカ共和国所在のSAMANCORに出資し、議決権の33.5%を直接及び間接に所有しています。
当社は、SAMANCOR株式の取得価額の内、同社の将来収益として見込んだ価値を鉱業権等の資産として認識していますが、今般、足元のステンレス鋼やフェロクロム価格の下落及びSAMANCORの操業・採算の状況などを踏まえて、SAMANCORから提出された中長期の事業計画を第三者機関も交えて検証しました。その結果、当該資産の期末簿価の全額を回収することは困難であると判断し、減損処理することとなりました。これに伴う連結財務諸表及び個別財務諸表に与える影響は、以下のとおりです。
3.当該事象の連結損益及び損益に与える影響額
当該事象の発生により、2020年3月期の連結損益及び損益に与える影響額は、以下記載の通りとなります。
(連結)
SAMANCORの株式に含まれる鉱業権等の期末簿価約273億円を減損処理し、持分法による投資損失に含めて営業外費用に計上いたします。これにより、2020年3月期通期のSAMANCORからの持分法による投資損失の合計は、約349億円になる見込みです。
なお、非支配株主に帰属する当期純損失を考慮した後の親会社株主に帰属する当期純利益への影響につきましては、本減損処理による影響額が約180億円、通期合計では約232億円になる見込みです。
(個別)
当社が保有するSAMANCOR株式及び連結子会社である日本南ア・クロム株式会社の株式を減損処理し、約274億円を関係会社株式評価損として特別損失に計上いたします。
なお、当該関係会社株式評価損は、連結財務諸表上では消去されるため、連結損益に与える影響はありません。
以 上

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

1.当該事象の発生年月日
2020年4月24日(取締役会決議日)
2.当該事象の内容
SAMANCORへの投資に関する減損処理について
当社は、当社及び50.1%出資の連結子会社である日本南ア・クロム株式会社を通じて、クロム鉱石の採掘及びフェロクロムの生産・販売を行う南アフリカ共和国所在のSAMANCORに出資し、議決権の33.5%を直接及び間接に所有しています。
当社は、SAMANCOR株式の取得価額の内、同社の将来収益として見込んだ価値を鉱業権等の資産として認識していますが、今般、足元のステンレス鋼やフェロクロム価格の下落及びSAMANCORの操業・採算の状況などを踏まえて、SAMANCORから提出された中長期の事業計画を第三者機関も交えて検証しました。その結果、当該資産の期末簿価の全額を回収することは困難であると判断し、減損処理することとなりました。これに伴う連結財務諸表及び個別財務諸表に与える影響は、以下のとおりです。
3.当該事象の連結損益及び損益に与える影響額
当該事象の発生により、2020年3月期の連結損益及び損益に与える影響額は、以下記載の通りとなります。
(連結)
SAMANCORの株式に含まれる鉱業権等の期末簿価約273億円を減損処理し、持分法による投資損失に含めて営業外費用に計上いたします。これにより、2020年3月期通期のSAMANCORからの持分法による投資損失の合計は、約349億円になる見込みです。
なお、非支配株主に帰属する当期純損失を考慮した後の親会社株主に帰属する当期純利益への影響につきましては、本減損処理による影響額が約180億円、通期合計では約232億円になる見込みです。
(個別)
当社が保有するSAMANCOR株式及び連結子会社である日本南ア・クロム株式会社の株式を減損処理し、約274億円を関係会社株式評価損として特別損失に計上いたします。
なお、当該関係会社株式評価損は、連結財務諸表上では消去されるため、連結損益に与える影響はありません。
以 上