四半期報告書-第81期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/09 10:00
【資料】
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【項目】
41項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し
2022年4月1日に行われたトキコシステムソリューションズ株式会社との企業結合及び2022年6月1日に行われた東京ガスエネルギー株式会社(現・株式会社エネライフ)との企業結合について、前第3四半期連結累計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されております。
この結果、前第3四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、販売費及び一般管理費が263百万円増加したことにより、営業利益及び経常利益がそれぞれ263百万円減少しております。また、固定資産売却益が141百万円減少し、負ののれん発生益を465百万円計上したことにより、税金等調整前四半期純利益が60百万円増加し、法人税等が212百万円減少したことにより、四半期純利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益がそれぞれ272百万円増加しております。
企業結合に係る暫定的な会計処理の確定
2022年12月23日に行われたAspen Air U.S.,LLCとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第3四半期連結会計期間に確定しております。
暫定的な処理の確定によるのれんの修正額は以下のとおりです。
のれん(修正前):3,354百万円
のれんの修正金額
有形固定資産(機械装置等):△2,130百万円
無形固定資産(顧客関連資産等):△242百万円
棚卸資産(商品等):△46百万円
繰延税金負債:508百万円
修正金額合計:△1,911百万円
のれん(修正後):1,443百万円

なお、Aspen Air U.S.,LLCの取得企業である当社の連結子会社のIWATANI CORPORATION OF AMERICAは米国会計基準に準拠しており、「Accounting Standards Updates」(以下「ASU」)2015-16を適用しております。ASU2015-16は取得企業に対して、測定期間中に認識された暫定的な会計処理の修正を修正金額が決定される報告期間に認識することを要求していることから、取得原価の配分額の見直しは比較情報に反映しておりません。