7587 パルテック(PALTEK)

7587
2021/08/30
時価
80億円
PER 予
33.76倍
2009年以降
赤字-875.24倍
(2009-2020年)
PBR
0.78倍
2009年以降
0.32-1.3倍
(2009-2020年)
配当 予
1.47%
ROE 予
2.32%
ROA 予
1.43%
資料
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業績予想の修正に関するお知らせ

【提出】
2019年7月31日 15:00
【資料】
業績予想の修正に関するお知らせ
【修正】
  • 業績
連結 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2019年1月1日
至 2019年6月30日
業績予想の修正について
売上高
前回予想13,000
予想14,794
増減額1,794
増減率+13.8%
前期実績15,585
営業利益
前回予想30
予想61
増減額31
増減率+105.9%
前期実績381
経常利益
前回予想30
予想62
増減額32
増減率+108.2%
前期実績227
当期純利益
前回予想20
予想23
増減額3
増減率+18%
前期実績133
1株当たり当期純利益
前回予想1.83
予想2.15
前期実績12.21
連結 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2019年1月1日
至 2019年6月30日
業績予想の修正について
売上高
前回予想28,000
予想28,000
増減額
増減率
前期実績30,569
営業利益
前回予想300
予想250
増減額-50
増減率-16.7%
前期実績558
経常利益
前回予想250
予想200
増減額-50
増減率-20%
前期実績299
1株当たり当期純利益
前回予想15.52
予想10.5
前期実績16.97

業績予想修正の理由

第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は半導体事業において増加したことにより想定を上回って推移しました。その要因については、海外の携帯情報端末向けのメモリ製品が想定よりも減少したものの、医療機器や計測機器、放送機器向けなどにFPGA(※1)が大幅に増加したこと、パソコン向けのタッチパッドや通信インフラ向けの特定用途ICが増加したことなどによるものです。
営業利益につきましては、ドル円相場が円高基調で進行したことにより、仕入値引ドル建債権の評価額の減少を含む為替レート変動によるマイナス影響が186百万円発生し売上総利益の押し下げ要因となりましたが、売上高が増加したことおよび販売費及び一般管理費が減少したことから、営業利益は想定を上回って推移しました。
経常利益につきましては、営業利益が増加したことにより想定を上回って推移しました。
この仕入値引ドル建債権は、一部の主要仕入先との取引方法において発生します。量産案件において特価を提示する場合、実際の仕入値の減額ではなく、当社がお客様に製品を出荷したことを仕入先に報告することによって、仕入先から仕入値の減額相当分の値引債権が発行されます。この値引債権がドル建であるため、為替相場の変動によりドル建債権の評価額が増減します。評価額の増減については、半導体製品の値決め時の為替レートと納入時の為替レートの差により発生するため、ドル円相場が円高に進行する際には評価額がマイナスになり、特に為替変動が急速である場合には評価額の増減幅が大きくなります。
今後の事業環境に関しては、米中貿易摩擦などの影響により不透明な状況が継続しています。その中で、通期連結業績予想につきましては、通期の売上高は当初予想から変更はありません。一方、下半期の売上高に関しては、収益性の高いデザインサービス事業やソリューション事業の売上高は増加するものの、半導体事業において産業機器向けでの半導体製品販売に不透明感があること、海外の携帯情報端末向けのメモリ製品の復調の兆しが見えていないことなどにより下半期での売上高は減少する見込みです。
利益面につきましては、下半期においてデザインサービス事業やソリューション事業の売上構成比が上がることで売上総利益率は上昇しますが、売上高の減少による利益減を補えず、売上総利益は減少する見込みです。一方、販売費及び一般管理費は新規事業への投資は継続するものの、その他で節減に努めることで当初予想から減少する見込みですが、売上総利益の減少を補うには至らず、営業利益は当初予想から減少する見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の減少に伴い想定を下回って推移する見通しです。(※1)FPGA(Field Programmable Gate Array):PLD(Programmable Logic Device)の一種であり、設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSIのこと。(※2)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。