有価証券報告書-第22期(平成27年3月1日-平成28年2月29日)

【提出】
2016/05/27 10:07
【資料】
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【項目】
112項目

業績等の概要

(1)業績
当連結会計年度における全直営店の年間小売台数は、展示販売店舗(WOW!TOWN、アウトレット、LIBERALA、SNAP HOUSE、ミニクル)の小売台数が堅調に推移し、70,709台と創業来最高となりました。
販売費及び一般管理費は、展示販売店舗の店舗数増加に伴う費用と、インターネットを中心に広告宣伝を増やしたため広告宣伝費が増加しました。
当連結会計年度より、100%出資子会社であるGulliver Australia Holdings Pty Ltd.(以下、GAH)と平成27年9月に発行済株式の67.0%を取得したBuick Holdings Pty Ltd.及びその子会社を新たに連結子会社としております。
当社では、当社のGAHに対する貸付金について、平成28年2月にデッド・エクイティ・スワップ(以下、DES)を実施しました。当連結会計年度においては、GAHへの貸付実行以前の為替予約時の適用レートと、DESの実施日のレート差異を認識し、423百万円の為替差損(営業外費用)を計上しております。なお、DESの実施を経て、当社からGAHへの貸付は全額解消されているため、平成29年2月期において同質の為替差損益(営業外収益・営業外費用)は計上されない見込みです。
以上の結果、当期の連結業績は、売上高210,085百万円(前期比34.9%増)、営業利益7,542百万円(前期比41.6%増)、経常利益6,835百万円(前期比27.9%増)、当期純利益4,111百万円(前期比25.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4,259百万円増加(前期末比87.6%増)し、当連結会計年度末には9,122百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4,121百万円となりました。
主な内訳は、税金等調整前当期純利益6,610百万円、売上債権の減少による収入975百万円やたな卸資産の増加による支出7,536百万円があったこと等です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、17,686百万円となりました。
これは主に、直営店の新規出店による有形固定資産の取得による支出及び敷金・保証金等による支出によるものや、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、17,858百万円となりました。
これは主に、長期借入れによる収入22,680百万円、長期借入金の返済による支出4,696百万円によるものです。