業績予想修正の理由

当社は、平成31年２月８日付「平成31年３月期業績予想の公表に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、平成31年２月８日時点で会員権の販売が確定したもの及び入手可能な予測等に基づき平成31年３月期中の売上計上が見込まれる売上高を合理的に見積もった結果、業績予想の算定が可能となったため、予想値を公表いたしました。
しかしながら、平成31年３月29日付「医療施設の開業時期（延期）及び業績予想の修正に関するおしらせ」にてお知らせしましたとおり、当社が開設支援を行い開業に向けて準備を進めていた医療施設（以下、「当該施設」といいます。）に不法侵入があったことが発覚し、当該施設の様々なリスク回避の為、開業を延期することとし、前述で公表した業績予想については未定といたしました。
この度、平成31年３月期の売上高に関して医療関連事業を除く既存の事業で合理的に見積もった結果、業績予想の算定が可能となったため、あらためて予想値を公表いたします。売上高につきましては、医療関連事業の売上高（1,450百万円）を見送った結果、既存事業のみの売上高となり前期比を下回ることを見込んでおります。営業利益につきましては、医療関連事業における会員権の販売及び医療施設の開設支援のための設備投資（医療施設として使用する物件の内装工事及び医療用機器・設備の導入、医療サービスシステム設備等）や事業環境や外部の医療機関との協議も踏まえた開設準備等に関わる新規の取引先等の開拓に関する費用（378百万円）やその他販管費（514百万円）を計上しており、赤字を見込んでおります。経常利益、親会社に帰属する当期純利益につきましても、上記に加え、医療関連事業に関わる医療施設の内装の除却損（89百万円）等が見込まれ赤字を見込んでおります。また、延期しておりました医療施設の開業についてですが、平成31年３月29日付「医療施設の開業時期（延期）及び業績予想の修正に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、平成31年５月７日に開業予定です。警察への届け出に関しては現時点で告訴状を管轄の警察署に提出しており、今後の捜査につきましては管轄の警察署の指示に従うこととなります。上記日程にて予定どおり開業いたしますと、現状見送りとなっている会員権の販売に関わる売上を平成32年３月期に計上できる見込みとなります。