当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき提出するものであります。

(1)当該事象の発生年月日
2017年5月1日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社は、100%子会社のSojitz Graos Brasil Participacoes Ltda.(以下SGBP社)を通じてブラジルにおいて穀物集荷事業を行っているCGG Trading S.A.社(以下CGGT社)へ43.1%出資しております。
CGGT社は、天候不順による穀物不作に伴う取扱数量の減少や、ブラジル国内の内陸輸送コストの高騰及び積港での滞船料の影響などにより営業損失が拡大、また農家の収益悪化に伴う農家宛て債権の不良債権化などもあり、債務超過となりました。
かかる状況を踏まえ、穀物の取扱数量の回復及び拡大には時間を要する見通しであり、当初計画通りの利益を確保出来ないと判断し、当社出資先のSGBP社にてCGGT社に対する投資に係る減損損失を計上しました。これに伴い、当社個別財務諸表において損失を計上するものです。
(3)当該事象の損益に与える影響
2017年3月期の個別財務諸表において特別損失として関係会社等整理・引当損140億円を計上しております。
以上