有価証券報告書-第67期(平成26年6月1日-平成27年5月31日)

【提出】
2015/08/27 16:01
【資料】
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【項目】
94項目

対処すべき課題

(1) 事業基盤の強化
当医療機器業界において、高度化する顧客ニーズと厳しさを増す経営環境に対応すべく、当社グループの有する企画提案力を高め、地域市場における競争力強化、商品・サービスの付加価値向上に取り組み、顧客の信頼を得ることにより、事業基盤の強化を図ってまいります。また、仕入先メーカーや協力企業との関係をさらに強化して、商品提案力の向上を目指してまいります。
(2) 効率的な物流体制の構築
現在長崎県諫早市に建設中の新物流センターは、平成28年9月の稼働を予定しております。新物流センター稼働後は、物流センター、鳥栖SPDセンター、ならびに福岡SPDセンターと相互に連携をとり、早期にフル稼働体制にすることで効率的な物流体制の構築を目指してまいります。
(3) グループ経営の機能強化
連結子会社(株式会社イーピーメディック)では、現在、整形外科用インプラント(体内埋没型骨材料)の製造販売事業を主たる事業としておりますが、製造・販売業という業態を活かし、今後新たに柱となる事業の構築を進め、当社グループの事業基盤の一翼を担う分野にしてまいります。
また、現在進めております医療ITメーカーとの合弁会社設立により、拡大する医療IT分野市場におけるシェア拡大を図る等、グループの連携による相乗効果を発揮し、グループ全体としての成長を目指してまいります。
(4) コンプライアンス体制強化
当社グループにおきましては、前期発生した不祥事を踏まえ、再発防止策の一環として、コンプライアンス研修の実施強化に取り組んでまいりました。今後はさらに研修方法や内容の多様化を図り、引き続きコンプライアンス体制の強化に取り組んでまいります。