ヘルス&ウエルネス事業は、営業収益6,137億95百万円(対前年同期比108.6%)、営業利益242億60百万円(前年同期より6億84百万円の増益)となりました。
ウエルシアホールディングス及び同社連結子会社では、当第2四半期連結累計期間において、マスクや抗原検査キット等のコロナ対策関連商品やPCR等検査事業に対する需要は、感染縮小とともに減少しましたが、各国の行動規制緩和を受けたインバウンド需要には回復の兆しも見られます。物販部門においては外出需要の増加を背景にボディケアや化粧品の需要が増加し、既存店売上高は堅調に推移しました。調剤部門においては、調剤併設店舗数の増加(当第2四半期連結会計期間末現在で国内2,070店舗)や医療機関受診頻度の回復により、処方箋受付枚数が増加しました。また、2023年3月にWAON POINTサービスを全国の店舗に導入開始し、集客施策を強化しました。販売費及び一般管理費については、燃料価格の高騰を受けて水道光熱費が大幅に増加しましたが、店舗のエネルギー消費低減に向けた取り組みや、自動発注の推進による店舗業務の効率化により、経費適正化に努めました。地域のお客さまの生活に寄り添うべく、熱中症対策を目的にクーリングシェルターや避難場所を「ウエルカフェ」等に設置し、「夏の涼み処」として開放しました。
④ 総合金融事業
2023/10/13 10:00