有価証券報告書-第58期(令和3年3月1日-令和4年2月28日)

【提出】
2022/05/25 11:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
138項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社グループは、退職金規定に基づく退職一時金制度、確定給付企業年金制度及び複数事業主制度の外食産業
ジェフ厚生年金基金に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算する事が
できない制度については、確定拠出と同様に会計処理しております。
なお、当該年金基金は、2018年4月1日付で、厚生労働大臣から将来期間分の代行返上の許可を受け、
2019年1月1日付で解散をいたしました。同日に外食産業ジェフ企業年金基金が設立され、当社グループは
外食産業ジェフ企業年金基金に加入いたしました。
また、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合
要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
当連結会計年度
(自 2021年3月1日
至 2022年2月28日)
退職給付債務の期首残高1,175,507千円1,219,031千円
会計方針の変更による累積的影響額--
会計方針の変更を反映した期首残高1,175,5071,219,031
勤務費用105,62296,258
利息費用17,89617,545
数理計算上の差異の発生額2,70875,960
過去勤務費用の発生額--
退職給付の支払額△78,036△76,511
その他△4,667-
退職給付債務の期末残高1,219,0311,332,285

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
当連結会計年度
(自 2021年3月1日
至 2022年2月28日)
年金資産の期首残高517,496千円485,891千円
期待運用収益15,52414,576
数理計算上の差異の発生額△40,963△8,070
事業主からの拠出額20,59520,971
退職給付の支払額△25,798△12,915
その他△962-
年金資産の期末残高485,891500,455

(3)簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
当連結会計年度
(自 2021年3月1日
至 2022年2月28日)
退職給付に係る負債の期首残高33,954千円35,563千円
退職給付費用5,3916,481
退職給付の支払額△3,433△1,715
制度への拠出額△944△966
連結の範囲の変更に伴う増加額--
その他595△36
退職給付に係る負債の期末残高35,56339,326

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
積立型制度の退職給付債務437,689千円455,530千円
年金資産△506,057△529,310
差引額△68,368△73,779
非積立型制度の退職給付債務837,071860,892
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額768,703787,113
退職給付に係る負債837,071860,892
退職給付に係る資産△68,368△73,779
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額768,703787,113

(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年3月1日
至 2021年2月28日)
当連結会計年度
(自 2021年3月1日
至 2022年2月28日)
勤務費用105,622千円96,258千円
利息費用17,89617,545
期待運用収益△15,524△14,576
数理計算上の差異の費用処理額△14,23420,142
過去勤務費用の費用処理額△124,425△103,687
簡便法で計算した退職給付費用5,3916,481
合 計△25,27322,163

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
未認識数理計算上の差異△57,906千円20,305千円
未認識過去勤務費用△124,425△103,687

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
未認識数理計算上の差異46,427千円26,121千円
未認識過去勤務費用△103,687-

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
株式9%23%
債券11
一般勘定3434
その他5642
合 計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
割引率0.9%0.9%
長期期待運用収益率3.0%3.0%

(注)当社はポイント制を採用しており、退職給付債務の計算に予定昇給率は使用しておりません。
3.複数事業主制度
確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、前連結会計年度29,564千円、当連結会計年度33,864千円であります。
(1)複数事業主制度の直近の積立状況
前連結会計年度
(2021年2月28日)
当連結会計年度
(2022年2月28日)
年金資産の額49,664,730千円55,513,560千円
年金財政計算上の数理債務の額と
最低責任準備金の額との合計額
49,664,73055,513,560
差引額--

(2)複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合
前連結会計年度 3.61% (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度 3.51% (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)