有価証券報告書-第42期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 13:35
【資料】
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【項目】
117項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態
当連結会計年度末の資産につきましては、主に棚卸資産2,528百万円、その他流動資産939百万円、有形・無形固定資産2,153百万円が、前連結会計年度末に比べ減少した一方、現金及び預金634百万円、繰延税金資産437百万円が、前連結会計年度末に比べ増加しました。
これらにより、総資産は前連結会計年度末に比べ4,721百万円減少となりました。
負債につきましては、主に買掛金100百万円、未払売上割戻金963百万円、未払費用702百万円、代理店研修会議費引当金412百万円、その他流動負債452百万円、長期借入金1,160百万円、長期リース債務229百万円、退職給付に係る負債161百万円が前連結会計年度末に比べそれぞれ減少した一方、未払法人税等320百万円、その他固定負債270百万円が前連結会計年度末に比べそれぞれ増加しました。
これらにより総負債は前連結会計年度末に比べ3,729百万円減少となりました。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益44百万円、新株予約権275百万円、退職給付に係る調整累計額262百万円が、前連結会計年度末に比べ増加したものの、為替換算調整勘定1,566百万円が減少したこと等により前連結会計年度末に比べ991百万円減少となりました。
キャッシュ・フローにつきましては、当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、20,326百万円で、期首残高に比較して633百万円(前年同期比3.2%増)の増加となりました。
これは営業活動によるキャッシュ・フローが3,725百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△790百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,088百万円だったことによるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,064百万円、減価償却費1,389百万円、のれん償却額658百万円、棚卸資産の減少2,238百万円、法人税等の還付1,227百万円等による増加に対し、法人税等の支払い1,072百万円、未払売上割戻金の減少783百万円、未払費用の減少511百万円、代理店研修会議費引当金の減少401百万円等があり、3,725百万円となりました。
また、投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得261百万円、無形固定資産の取得385百万円等により△790百万円となり、財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済708百万円、リース債務の返済412百万円等より1,088百万円の支出となりました。
(2)経営成績
経営成績及びその分析につきましては、第2「事業の状況」1.「業績等の概要」、3.「対処すべき課題」、4.「事業等のリスク」に記載のとおりであります。