有価証券報告書-第46期(平成26年12月21日-平成27年12月20日)

【提出】
2016/03/22 11:20
【資料】
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【項目】
127項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループは、棚卸資産の評価、貸倒引当金、固定資産の減損、投資その他の資産の評価、税効果会計、偶発事象などに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績の概要は「1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
なお、「3 対処すべき課題」及び「4 事業等のリスク」をあわせてご参照下さい。
また、文中の経営成績に関する事項については、有価証券報告書提出日(平成28年3月22日)現在において入手可能な情報から当社グループが判断・予測したものです。
当連結会計年度の資産・負債・純資産の状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成26年12月期平成27年12月期増減
総資産額106,78883,009△23,778
総負債額86,45977,134△9,325
純資産額20,3295,875△14,453
自己資本比率19.0%7.1%△11.9%
1株当たり純資産額318円29銭92円00銭△226円29銭

(注) 発行済株式数(連結) 平成27年12月期 63,870,745株 平成26年12月期 63,870,947株
なお、上記発行済株式数は、自己株式数を控除しております。
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比23,778百万円減少し、83,009百万円となりました。これは主にたな卸資産の減少や大型家具事業撤退に伴う有形固定資産の減少並びにカタログ費等の圧縮に伴う前払費用の減少によるものであります。
負債は、前連結会計年度末比9,325百万円減少し、77,134百万円となりました。これは主に短期借入金の増加に対し、支払手形及び買掛金の減少や長期借入金の減少によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末比14,453百万円減少し、5,875百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきまして、「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4) 戦略的現状と見通し
当社グループは、「4 事業等のリスク (15) 重要事象等について」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、当該事象等を解消するために、既に大型家具事業の撤退等の経営合理化策を実施しており、また、株式会社ニッセンの事業構造改革の断行、シャディ関連事業・ファイナンス事業の改革、セブン&アイ グループとのシナジー具現化に取り組んでおります。